2020年4月20日11時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米国のギリアド・サイエンシズが自社の開発した抗ウイルス薬レムデシベルが、今回の新型コロナの重篤者に投与したところ急速な回復が見られたとの発表に加え、ニューヨーク州の死者数が落ち始めていることや、トランプ米大統領が一部の州で段階的に経済活動を再開させると述べたことなどを材料に、米国ダウは700ドル以上の上昇で先週末を終えた。ただ、リスクオンにもかかわらず、最近の米ドル/円は株価との相関が崩れており頭が重くなっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の60分足のチャートをみると緩やかなトレンドラインにサポートされた形。ただ108.10円付近にあるレジスタンスを抜けてくるまでは、まだ下落リスクに備えておきたいところだが、超短期的には107.60円付近のサポートを切らなければ、ロング方向でいいかと思っている。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。