「結婚したらすぐにマイホームを買う」というのは、一昔前の日本人にとってはごく当たり前のことでした。しかし、晩婚化・非婚化の進む現代では、このようなライフプランそのものが当てはまらないことも多いようです。今回は、晩婚・非婚時代だからこそのメリットにについて触れたいと思います。

そもそも結婚・即マイホームは正しかったのか?

不動産投資
(画像=evkaz/Shutterstock.com)

周囲に合わせる日本人だからこそ「結婚したか!じゃあ次は一国一城の主だな!」という世間の空気に押され、まだ20代そこそこの夫婦が将来の子供の数を想定した部屋数を持つ家を買うのは、かつては普通のことでした。

しかし、よく考えてみましょう。マイホームを購入したら、その途端に35年間、完済まで待ったなしの住宅ローン返済が始まります。またもし、理想通りに子供を授かったとしても、その子たちが自室を欲しがる年齢に達するまでには10年から15年はかかります。

つまり、仮に25歳という若さで結婚したとしても、子供がおおきくなる35~40才のアラフォー世代になるまでは、実際にはマイホームは急務ではないのです。

もちろん家族のために購入したマイホームで積み重ねていく思い出は何にも代えがたい素晴らしいものですが、控えめに言っても「結婚即・マイホーム購入」は絶対では無かったと言えます。

マイホームを後回しにして得られる人生のメリットとは?

それでは同じくマイホームを買う年齢に達する35~40才までをシングル(またはカップル)で過ごした場合に得られるメリットを考えてみましょう。人生にこれだけの期間があれば、20代後半あたりから小ぶりのマンション1~2室ほどのマンション経営に乗り出せます。

このようなライフプランでは、マンション経営に乗り出した時期が早いので返済が進んでおり、勤務先の定期収入とは別軸で、時間経過とともに着実に資産になります。

このような状態になってからのマイホーム購入であれば、2つのマンションと残債の減少したマンションを担保に、最小限のリスクで無理のないマイホームが手に入ります。また、選んだ物件によってはマンション経営のインカムゲインのみでマイホームが手に入る可能性もあるのです。

どうせ買うなら、妥協なきマイホーム購入

本来、マイホーム購入のタイミングは、自分が結婚しても・しなくても、「マイホームが欲しいと思った時」以外にはないわけですから、その時に、自分とその家族やライフスタイルに最適な家を自由に描いて現実のものにするのが理想的であり、その基盤となるのがマンション経営という選択肢なのです。

マンション経営によるインカムゲインがあれば、大病をして働けなくなる・リストラで収入が途絶える・不測の自体で減収するなどの状況にあっても、そのためにせっかく購入した大切なマイホームを手放したり、マイホームのローン返済のために生活が苦しくなることもありません。

また、ライフステージに合った生き方のために、マイホームを購入しないままで気楽に住みかえるタイプの人生も選択できます。

マイホームを買うこと自体は遅くても問題にはなりませんが、マンション経営への選択が遅いと人生プランは多少違ってくることは、お分かりいただけたのではないでしょうか。シングルのころから将来の不透明性に対して準備をし、マンション経営による利回りを考えることで、より理想に近い豊かな人生を手に入れることは、大きなメリットと言えます。(提供:Dear Reicious Online


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