2020年5月27日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日26日(火)の米国株は上昇。S&Pは一時節目の3000ドルを超える場面もあったが、取引終盤に米政権が中国当局者らへの制裁を検討しているとのブルームバーグの報道により、急速に伸び悩んだ。今週に入ってからの、米経済活動再開やワクチン期待によるリスクオンは達成感があり、この後は米中対立を焦点に調整局面に入るのではないかと想定していることは変わらず。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は見事にレンジ圏内での膠着。108円台では本邦輸出勢のドル売り注文が並び、106円台前半では本邦年金のまとまったドル買いが待っており、106.00~108.00円のレンジ圏でのもみ合い継続。米ドル/円は、107円台後半の戻り売りスタンス継続。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。