※本連載は日本でまだ翻訳されていない海外のビジネス書を紹介しています、書籍タイトルは著者による翻訳です
目の前の壁に突き当たったとき、逆境に見舞われたとき、状況に負けない心で向かっていくことが、問題解決につながる不可欠な第一歩だ。とはいえ「逆境に負けない強い心」とは、言葉で言うほど簡単に獲得できるものではない…と思っていないだろうか。この強い心を手に入れたいと思うのであれば、そこに至る最短ルートは、この本の中に記されている。
発売日:2020年4月15日
ジャンル:ビジネス書
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書籍概要
心が強いとは、どう言うことだろうか。新しいことに挑戦する勇気、直面した問題に立ち向かう度胸、あるいは、自分の人生に起こるあらゆる苦境や挫折に対処できるという確信…この書籍を読み、メンタル・タフネスを手に入れることができれば、これら全ての強さを自分のものとすることができる。
逆境や問題が生じた際に、物事が失敗の方向へ進んでしまう大きな原因の一つに、当事者の心の弱さがある。問題に対して対処することができず、諦めてしまうのだ。一方、問題に対し堂々と、解決を確信して立ち向かうことができれば、新たな解決方法につながり、結果として問題解決・成功に向かって進んでいくことができる。
このような精神的な強さを手に入れるための書籍が、この『メンタル・タフネス ハンドブック』なのである。
この書籍では、具体的なアドバイスや方法論に加え、すぐに実践できる18のエクササイズを含んでいる。
例えば次のような内容について理解・獲得することができる。
・メンタル・タフネスとグリットはどう違うのか
・精神的に強い人の持つ7つの特性
・メンタル・タフネスと感情的な成熟度の関係
・こころを鍛えるために行うべき5つの日課
・意志の力やモチベーションがどれほど頼りないか
・衝動や満足感不足をコントロールする5つのコツ
・海軍兵はどのようにメンタル・タフネスを獲得しているのか?
この本をおすすめする読者層
日本人は、精神的にタフではないと言われている。人との衝突を避け、できるだけ安寧に、平和的に解決することを好む傾向にある。しかし、グローバル化社会において、世界を相手にビジネスを展開する場合、そうとばかり言っていられない場面に直面することもあるだろう。
問題に直面した際、あるいはスムーズにいかない交渉において、強いこころを持ち、自信を持って進んでいくためには、この書籍で紹介されているメンタル・タフネスが不可欠である。
現代社会においてビジネスに携わる全ての読者、そして、メンタル・タフネスを獲得して人生をよりスムーズに過ごしていきたいと考える全ての人に、一度手に取っていただきたい書籍と言える。
著者について
著者であるデイモン・ザハリアデス氏は、ArtOfProductivity.comというサイトのオーナーである。
ArtOfProductivity.comでは、生活の中でより多くのことを成し遂げる方法を紹介している。