2020年7月7日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

今週は特に材料のない週だが、中国株が大きく上昇したりドルが全体的に下落したりといった新しい動きが始まっている。これはおそらく、次期米大統領選で、トランプ氏がバイデン氏に敗北する動きを先取りしていることがその背景だろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

バイデン氏が実際に大統領になると、対中制裁関税撤廃の可能性や法人税の増税が考えられる。ただ、それ自体が株安につながるわけではないが、それを嫌気したドルからの回避が早くも始まっているように思える。ここから全体的にドルが下落する、大規模なドル安相場のスタートを感じさせる。ユーロ/米ドルは将来的に1.1500ドルを超えて、更に上昇するだろう。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。