チヨダ・エスケーケーが8日、業務を停止して破産手続きを開始した。負債総額は推定約20億円。

チヨダ・エスケーケーは各種ボルト・ナット・リベットなどの製造業を営み、平成13年にエス・ケー・ケーキャスターを吸収合併し、キャスター製造も開始。最近はスーパーのショッピングカート製造も手がけていた。

平成15年9月期には売上高約24億円を記録。しかし、競争が激化したことで売上は低下し続け、23年9月期には売上高約11億1000万円まで落ち込んだ。

その後、一時は売上が回復して黒字化を果たしたものの、業績悪化や工場の設備投資などが負担となり資金繰りが限界に。今回の措置を取るに至った。

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