2020年7月21日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週17日(金)から2日間の予定だったEU首脳会議(新型コロナウイルス復興基金の合意を目指す)が延長しており、本日21日(火)で5日目に入っている。ほぼ合意に近いという報道ではあるため、おそらく合意すると思われる。現在、他のマーケットも合意することを前提に動いている。為替相場では豪ドル/米ドルも0.70ドル台にしっかり乗せてきており、英ポンド/米ドルもこれまでの高値を抜けようとしている。ユーロ/米ドルもセル・ザ・ファクトになるのではなく、復興基金成立をもって、1.15ドルを試し、その上に乗ってくればほぼ底入れで、更なる高値を目指す展開になると見ている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

現在は米ドル/円が一番よくわからないが、クロス円が堅調。ドルストレート、ユーロ/米ドルや英ポンド/米ドル、それから豪ドル/米ドルにおいて、ドル売り相場が続くと考えている。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。