2020年7月21日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米ドル/円は現在、本邦輸出企業と輸入企業のオーダー指値で、レンジがガチガチになってしまっている。106.50~107.50円でかなり両サイドを止められている状態だ。日足チャートの形を見ても、一目均衡表の雲や90日移動平均線が上にあり、21日移動平均線がかぶってきており、やはり上値の重さが感じられる。落ちない理由としては、本邦輸入企業が買ってくるということが大きいが、さらに106.50円を割るとGPIFの買いも出てきそうだ。こうしてあまり大きな値動きにならないまま、夏休みの足音が聞こえてきそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは106.00~107.95円。方向としては107円ミドル超えを売りたく、売り先行で臨みたい。どうしても106.50円が割れないため、変に106円台で突っ込むと、また107円台に戻されて切らされる展開になりやすい。現在は、ドルを積極的に買い上げる材料がないだけに、やはり売りから入りたい。ドルストレートが強いことを見ても全体的にドル売り相場だろう。

小林芳彦
1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。