2020年7月28日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

このところドル安が進んでいる。以前から「ユーロ/米ドルが1.15ドルを超えてくると底入れ」と述べていたが、完全にそうなっており、現在は1.17ドルを上回り、1.18ドル近くまで上昇している。こうなるとドル売りが進みやすく、かつ、このユーロ高ドル安傾向は続くと見ている。ここから1.20ドル方向に向けて、じり高の展開を想定。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ユーロクロスはユーロ高方向にひっくり返ってくるので、ユーロ/円は125円を超えていくことになりそうだ。また、米ドル/円もじわっと円高方向に行くとは思うが、ユーロほどはっきりした動きにはならないだろう。ここから先、105円を割ってくることにはなると思うが、米ドル/円はトレードしづらく、ユーロの方が素直な動きになるため、ユーロ絡みの方がトレードしやすいだろう。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。