暗号資産取引所を運営するコイネージ株式会社は27日、ビットコイン現物の取扱いを開始した。同日、コイネージがプレスリリースにて発表した。

コイネージは2017年に設立。2019年に東証1部上場企業のマネーパートナーズの100%連結子会社となった。

ビットコイン
(画像=月刊暗号資産)

また、マネーパートナーズの筆頭株主で、ブロックチェーンを用いた業務等における提携先である大和証券グループのサポートを受けつつ、開業に向け準備を進めてきた。

現時点で、コイネージの取扱暗号資産は「BTC/JPY」のペアのみ。今後、同取引所に上場されるコインは「検討中」として明らかにされていない。

また合わせて、コイネージは開業を記念した3つのキャンペーン「コイネージ大開業祭」の開催も発表された。「ビットコインの購入を応援します!~買いスプレッド実質無料キャンペーン」、「純入金額&売買代金100万円ごとに3千円プレゼントキャンペーン」、「コイネージをステッカーで広めようキャンペーン」などを実施する。

コイネージの親会社であるマネーパートナーズは、暗号資産(仮想通貨)の黎明期から関心を寄せ、2015年には国内金融機関で初めてビットコインの取り扱いを検討中である旨を公表していた。

コイネージは今年7月7日付で資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者としての登録を完了し、今月中の開業を目指していることを明らかにしていた。

今回、コイネージが暗号資産取引所を開業するにあたり、同社は「東証1部上場マネーパートナーズグループの子会社として、暗号資産を安心してお取引いただける環境を構築し、すべてにおいてお客様に誠実で正直な会社であり続けます」と抱負を語った。(提供:月刊暗号資産