2020年8月3日13時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週一週間を通して104.18円まで急落していた米ドル/円は、月末のポジション調整で7月31日(金)午後から急騰し、106円近くまで上昇して引けた。またドルインデックスは週末反騰して引けている。ユーロ/米ドルは1.19ドルを超えるところまで上昇してきたところから1.17ドル後半まで売り込まれて引けている。週末に発表になったシカゴIMMの投機家ポジションではユーロロングが15万7000枚まで膨れ上がってきているので、今週初めはユーロのポジション調整の値動きがさらに起こるかもしれない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ユーロ/米ドルの4時間足チャートを見ると、マイナートレンドラインを切ってきたところ。1.1740ドルを再度下まわってくると、もう一段下のトレンドライン付近までの調整がありそうだ。ただ、大きな流れ自体はまだ上かと思っているので、よほどの急落(4時間足で100pips以上を伴う陰線)が連続で出ない限り、トレンドラインにてサポートされた場合は買いからかと思っている。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。