2020年9月1日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週27日(木)のジャクソンホール会合でパウエルFRB議長が新しい金融政策の枠組みを発表。その後即座に、臨時FOMCが開催され内容が承認された。また、昨日8月31日(月)にはクラリダFRB副議長がその内容について、より明確に説明したが、やはりFRBは金融緩和を続けていく、という方針がきわめて明確になった。そのためドル売りの流れは続くと思われる。ただ、本日9月1日(火)、豪RBAの政策金利と声明発表があるため、豪ドルの上昇について、金融当局者が発言してくると思われる。そのためその辺りには注意を払っていきたい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

トレードの戦略としては、ユーロ/米ドルに押し目があったら拾っていきたい。このあともユーロ/米ドルはゆっくりと上昇を続けていくのではないだろうか。1.1900~1.2000ドルは重いところだと思うが、ゆくゆくは1.2000ドルを超えて上昇していく流れを想定している

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。