異なる複数の市場における価格差を利用した裁定取引の一種。株式投資の場合が代表的で、東京証券取引所と大阪証券取引所のそれぞれでの株価が異なる場合、取引に参加する投資家の思惑、相場感、投資行動などに違いがあり、その結果として価格形成に違いが生じることがある。そこで、両者の価格差を利用し、理論的に割高と思われる一方を売却し、逆に割安と思われる一方を買い付けることでその値ザヤを確保する戦略。225先物については大証、SGX、CMEの3市場に上場しており、その間で行われている。