エアコン利用などで冬や夏に高くなりがちなのが電気代。家計を普段の何気ない行動が、電気代をかさ増しする要因になっている可能性もある。今回紹介する電気代が高くなるNG行為を参考に、心当たりがないか確認してもらいたい。

NG行為1,エアコンのフィルターや室外機を掃除しない

電気代,節約
(画像=ucchie79/stock.adobe.com)

夏や冬に活躍するエアコンを定期的に掃除しているだろうか。エアコンのフィルターや室外機の掃除を怠ると、空気が悪くなるだけでなく、電気代も高くなる。

エアコン内部が汚れることで暖房効率が下がり、余分な電力がかかるためだ。また、室外機が汚れているとスムーズに排熱できず、余計な電力を使ってしまう。

フィルター掃除の頻度は、毎日エアコンを使う時期なら2週間に1回。室外機は年に1~2回の頻度で問題ないので、本格的に稼働する前に掃除をしておきたい。

NG行為2,使わない電気製品の電源を差しっぱなしにする

使わない電気製品は、コンセントを抜いておいたほうが家計に優しい。コンセントにつないでいると、いつスイッチが入ってもよいようスタンバイ状態になり、待機電力を消費するのだ。

使わない電気製品は、こまめにコンセントを抜いておくことを心がけよう。スイッチひとつでプラグを抜いた状態にできる「電源タップ」を活用するのもよいだろう。

NG行為3,古い家電ばかり利用している

10年以上前の家電を使っている人は注意したい。古い家電ほど電気を消費し、電気代が高くなる傾向がある。家電の省エネ化は年々進んでおり、照明をLEDに変える、ロボット掃除機を導入するなど最新の家電を導入することで、電気代が大幅に下がることもあるようだ。

家電を買い換えるときは、ランニングコストを考えて古い家電から買い換えるようにすれば、快適さだけでなく省エネ効果も高まるだろう。

電気代を賢く節約!

省エネを意識することは、コスト削減はもちろん、地球環境への配慮にもつながる。電気代はライフスタイルと直結しているケースが多いため、日ごろの心がけや行動次第で電気代の節約につながるだろう。一つひとつは微々たるものでも、年間を通して考えると努力は決して無駄にはならないはずだ。

文・MONEY TIMES編集部

MONEY TIMES

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