空に浮かぶ月の土地が買える―日本でも話題になった月の土地が、世界で売れに売れているようです。世界の600万人以上が購入したという月の土地を販売しているのはルナエンバシー社というアメリカの会社です。月の土地を買ったとして、本当に自分の所有地になるのでしょうか?値段と購入方法は?気になる月の土地にまつわるアレコレをご紹介します。
月の土地の価格と購入方法について
月の土地は意外と低価格です。ルナエンバシージャパンのサイトには、月の土地の値段は2,700円(税込)と書かれています。その他、月の土地とカードのセット、アルミフレームのセットなど、オプション付きでも7,000円ほどで購入できます。
月の土地はルナエンバシージャパンのサイトから注文できます。
こちらのページにある「注文する」ボタンを押して、個人情報を入力。支払方法は、クレジットカードまたはコンビニ決済、代引き決済の3種類から選べます。
たったこれだけで月の土地を購入できます。
買った月の土地は本当に自分のものになるの?
月の土地を購入できるのは本当ですが、買った土地は本当に自分のものになるのでしょうか。
月の土地の販売を始めたアメリカ人のデニス・ホープ氏は、「月は一体だれのものなのか」という疑問を起点に月の土地は誰のものかを調べ、その結果どの国の所有物でもないことを知りました。これは宇宙条約によって国家が月の土地を所有することを禁止していたためです。
国家の所有を禁止している反面、個人が所有することについては宇宙条約に明記されていなかったため、デニス・ホープ氏は1980年にサンフランシスコの行政機関に所有権の申し立てを行い、正式に所有権を得ました。
その後、念のために月の権利宣言書を作成して国連やアメリカ政府、旧ソビエト連邦に提出し、いずれからも異議申し立てがなかったため世界初の「月の不動産業」を始めたそうです。
つまり、ルナエンバシー社は月の正式な所有権を持っているといっていい状態です。正式な所有権を持つルナエンバシー社から購入した月の土地は、現時点では確実に購入者のものであるといえます。
月の土地はプレゼントにも人気
ルナエンバシー社によると、月の土地は親しい人へのプレゼントとしても人気だそうです。両親やきょうだい、配偶者、子どもなど、大切な人に、あるいは自分へのご褒美として、月に行けるその時を夢見て月の土地を購入してみてはいかがでしょうか。(提供:YANUSY)
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