2021年3月23日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週の日銀の新しい政策決定を受けて、日経平均とトピックスのリバランスが進んだ。米国市場では、FOMCの決定とSLR(補完的レバレッジ比率)が延長されなかったが、米国市場では大きな混乱はなかった。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ここ最近は、米長期金利が上昇することでドル高が進んできたのだが、一応のイベントが終わり、米金利市場にも落ち着きが見られるようになってきた。IMM通貨先物市場では米ドル/円のロングポジションが急速に積み上がった。しかし、ここからすぐに高値を更新していくというよりは、揉み合い局面に入るのかと思っている。高値更新はするとしても、もう少し先になるだろう。今月3月は日本が決算期末ということもあり、しばらく横ばいのマーケットが続きそうだ。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。