2020年4月、主要銀行の定期預金金利が一斉に年0.01%(税引前)から年0.002%(税引前)に引き下げられました。多くの銀行の普通預金金利は年0.001%(税引前)なので、定期預金と普通預金の金利差はほとんどなくなったと言えます。

近年、金利は下がり続けています。低金利時代に少しでも高い利息を受け取りたい場合、できるだけ金利の高い銀行を探す工夫が欠かせません。

この記事では、定期預金のメリットや仕組みのほか、業界トップクラスの“好金利”を実現している「あおぞら銀行BANK(BANKはBANK支店ほか支店名にBANKが付くあおぞら銀行のインターネット専業支店の総称)」の情報について紹介します。

定期預金のメリットは?

定期預金100倍、普通預金200倍!史上最低金利時代を生き抜く銀行選び
(画像=taka/stock.adobe.com)

本来、定期預金には普通預金よりも金利が高いメリットがあります。しかし前述のとおり、現在では定期預金と普通預金の金利に大きな差はありません。むしろ定期預金のメリットは比較的小さくなってきていると言えます。

「貯めるお金」と「増やすお金」の違いとは

そもそも「貯めるお金」と「増やすお金」には、どのような違いがあるのでしょうか。両者は以下のように分けて考えましょう。

貯めるお金:近い将来に使うお金、または緊急用のお金
増やすお金:少し遠い将来に使うお金、または余裕資金

お金を投資などで増やそうとすると、投資にはリスクも伴うため、反対に減ってしまうこともあります。すぐに使わないお金や余裕資金なら一時的に減ってもいいかもしれませんが、そうでないお金が減ってしまうと生活に支障が出るかもしれません。

近い将来に使うお金や緊急用のお金は、「貯めるお金」として定期預金などの元本保証の商品が向いています。

ただし、定期預金も立派な資産運用の1つです。なんとなく選ぶのではなく、できるだけ金利の高い銀行をしっかり選びましょう。

定期預金の仕組みとは

定期預金は、あらかじめ定められた期間、銀行にお金を預ける預金です。期間は1ヶ月から10年までが一般的で、期間中は原則解約できません。

金利は1年当たりで表示

定期預金をふくめ預金金利は、1年当たりの「年利」で表示されています。

1ヶ月定期など、預け入れ期間が1年に満たない定期預金も年利で表示されますが、実際に受け取れる利息はその期間に応じて按分されます。例えば、1ヶ月定期なら表示金利の12分の1、3ヶ月定期なら4分の1の利息を受け取れます。

単利より複利のほうがお金は増える

定期預金の金利には「単利」と「複利」の2タイプあります。

単利は利息の額は一定ですが、複利は年々受け取れる利息が増えます。したがって、お金が増えやすいのは複利と言えます。

【100万円を年1%(税引前)の金利で預け入れる場合 単利と複利の違い】

1年目の利息2年目の利息3年目の利息元本と利息の合計
単利1万円1万円1万円103万円
複利1万円1万100円1万201円103万301円

(金額はすべて税引前)

景気が回復すれば預金の金利の上昇も期待できるのか?

一般的に、景気が回復すれば預金金利が上昇する可能性はあります。ただし、必ず上昇するわけではありません。

内閣府によると、リーマンショック後、日本のGDPは概ね上昇してきました。景気の上昇で金利が上昇するなら、預金金利も上昇してもよさそうです。

しかし、日本銀行によると同期間、日本の定期預金金利は概ね下落傾向にありました。

定期預金100倍、普通預金200倍!史上最低金利時代を生き抜く銀行選び
(画像=著者作成 出典=内閣府ホームページ 2021年3月24日時点)
定期預金100倍、普通預金200倍!史上最低金利時代を生き抜く銀行選び
(画像=著者作成 出典=日本銀行時系列統計データサイト 2021年3月24日時点)

金利は景気のほか、物価上昇率などでも変動するため、一概に景気が上昇すれば定期預金をはじめとした預金金利が上昇するとは言えません。

もちろん、今後預金金利が上昇する可能性はあります。しかし、預金金利の上昇を待つより、自分で預金金利が高い銀行を探したほうがよいかもしれません。

低金利の中でも業界トップの金利はどこ?

低金利の中、定期預金金利が高い銀行はあるのでしょうか?

業界トップクラスの好金利を提供しているのが「あおぞら銀行BANK」です。あおぞら銀行BANK(前出のとおり、BANKはBANK支店ほか支店名にBANKが付くあおぞら銀行のインターネット専業支店の総称)の金利は、定期預金が年0.15~0.2%(税引前)、業界ナンバーワン金利の普通預金は年0.2%(税引前)です。メガバンクなどの一般的な銀行と比較し、定期預金は75~100倍、普通預金金利は200倍もの好金利を実現しています。(メガバンクのひとつ三菱UFJ銀行 1年もの定期預金0.002%、普通預金0.001% 2021年3月24日時点との比較)

【あおぞら銀行BANK 金利一覧(2021年3月8日時点)】

定期預金6ヶ月もの:年0.15%(単利)
1年もの:年0.20%(単利)
2年もの:年0.15%(半年複利)
3年もの:年0.15%(半年複利)
5年もの:年0.15%(半年複利)
普通預金金利年0.20%

(金利はすべて税引前)

あおぞら銀行BANKは金利が高いだけでなく、取引手数料もお得です。「ゆうちょ銀行ATM」を使えば入出金手数料は何回でも無料で、他行宛ての振込手数料も無料になる優遇サービスも提供しています。

【あおぞら銀行BANK 手数料の例】

ゆうちょ銀行ATM手数料何回でも無料
振込手数料本支店宛て:無料
他行宛て:月に最大3回まで無料(条件あり)

(出典=あおぞら銀行ホームページ 2021年3月24日時点)

あおぞら銀行BANKは業界トップクラスの好金利

定期預金も資産運用の1つです。銀行を選ぶのであれば、少しでも金利の高い銀行を選ぶとよいでしょう。

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