国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイントが、暗号資産トロン(TRX)の取扱い記念キャンペーン第3弾として、30日貸し出すことで年率100%相当の賃借料を受け取れるキャンペーンを開始した。

ビットポイント
(画像=月刊暗号資産)

申込期間は4月7日16時〜4月15日16時で、対象となるのは同社の「貸して増やす」サービスに申し込んだユーザーの中から抽選に当選し、30日間の貸し出しを行った場合となる。ビットポイントにログイン後、「貸して増やす」画面から申し込みが可能だ。

ビットポイントは先月17日から、日本では初となるトロンの取扱いを開始。

TRXはTRONプラットフォーム上で使用される基軸通貨だ。イーサリアムと同様にスマートコントラクト機能を実装しており、独自トークンの発行やdApps(分散型アプリケーション)の開発・利用ができる。

技術的な特徴としては、送受金時の処理数がビットコインで秒間5件、またイーサリアムで秒間25件に対して、TRXは秒間2000件の処理を行うことができる。

国内においても知名度は高く、暗号資産時価総額順位において一時10位以内に位置していたこともある。

なお執筆現在においては時価総額順位17位であるものの、年初から価格は高騰し14円を推移している。年初価格が約2円だったため、約7倍にまで価格が上がったことになる。

ビットポイントでは現在、トロンを含む7銘柄を取扱っている。これらの銘柄は販売所サービスだけでなく現物取引サービスにおいても取引が可能だ。

また、今回新たに暗号資産貸し出しサービスである「貸して増やす」にトロンが追加されたことにより、ビットポイントが取扱っている全ての銘柄がこのサービスの対象となった。

現在、国内取引所でトロンを取引できるのはビットポイントのみであるため、このキャンペーンを機にビットポイントの口座開設に拍車がかかる可能性もあるだろう。(提供:月刊暗号資産