2021年、日本国内にさまざまな趣向を凝らしたラグジュアリーホテルがオープンしました。都会の喧騒から離れ、ゆったりとした時を過ごすことができる極上の非日常空間を、ホテルのコンセプトや特徴とともにご紹介しましょう。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
京都の奥座敷に、ヒルトンのラグジュアリーブランドLXR Hotels & Resortsが日本初進出。
「Dive into Kyoto」をコンセプトに、鷹峯三山の雄大な景色を愛でながら、ゆったりとしたリゾートステイを楽しみつつ京都の魅力に触れることができます。
ホテル内には「THE ROKU SPA」をはじめ、天然温泉を利用し1年を通して楽しめる屋外サーマルプール、様々な種類のお茶を楽しめる「Tea House」などがあり、思い思いの過ごし方ができる空間が魅力です。
「Artist Residence」をインテリアのモチーフとした客室は、全室約50平米以上の広々とした部屋から四季折々の京都の魅力を感じることができます。メインダイニングは竹を使ったアートが随所に施された趣のある空間で、フレンチの技法で仕上げられた四季折々の京の味覚に舌鼓を打つのも楽しみのひとつです。
W® Osaka
マリオット・インターナショナルが世界50都市以上で展開する、ラグジュアリー・ライフスタイルホテル「W」。日本初のWホテルとしてオープンしたW Osakaは、黒一色のスタイリッシュな外観が大阪のメインストリート御堂筋の中でもひと際目を惹く存在です。
デザイン監修に建築家・安藤忠雄氏を迎え、「大阪商人の遊び心」を体現し、「目的地となるホテルを目指す」そのコンセプトは、これまでのラグジュアリーホテルとは一線を画しています。
どこを切り取ってもスタイリッシュで個性的なデザインのホテル内には、フィットネスジムやスパ、LEDのネオンに彩られたプール「WET」などを完備。食事は、ミシュラン星付きのシェフと提携したレストラン「Oh.lala...」をはじめ、日本料理店やライブ演奏が楽しめるレストランなど、6つのレストランやバーがあります。
星野リゾート 界 霧島
星野リゾートが全国に展開する温泉旅館「界」。桜島をはるかに見渡す鹿児島県霧島の地にオープンした星野リゾート 界 霧島は、専用のスロープカーで向かう湯浴み小屋が魅力のひとつです。霧島ならではの硫黄泉にゆったりと身をまかせて極上のひと時を過ごすのは、目の前に何も遮るものがなく開放感あふれる空間です。
全49室すべての客室から、広大な霧島高原と桜島を見渡せるのが特徴。ベッドボードには、吸湿性に富み消臭浄化作用がある火山噴火物「シラス」が使われており、そのほか薩摩和紙や、大島紬、薩摩錫などが「鹿児島の大地の恵みに抱かれる空間」の演出に一役買っています。
界 霧島でいただく食事は、名産の黒豚を使ったしゃぶしゃぶをはじめ、鹿児島名物の「あくまき」という餅菓子と雲丹をアレンジした先付が入った会席が楽しめます。また、伝統工芸品の薩摩焼をはじめとする器も、料理とともに楽しみのひとつです。
HIYORI オーシャンリゾート沖縄
海を一望できる高台に総客室203室のスケールを誇る、HIYORI オーシャンリゾート沖縄。まるで海と一体化したかのようなインフィニティテラスが印象的な、特別な空間です。客室は全室サンセットオーシャンビューで、フラットテラスが付いており、沖縄の美しい海を余すことなく堪能できます。
ホテル内には美しい海を望むインフィニティプールと、子ども用プール併設のインドアプールがあり、年間を通して楽しめるリゾートホテルです。美しいサンセットを眺めながら食事ができるレストランは、7種のダイニングから食事シーンを選べる楽しみもあります。
息をのむような絶景に癒されながら、沖縄ならではの美味しい食材をアレンジしたメキシカンや、素材を活かしたグリル料理などをご堪能ください。
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田
レストランひらまつが手掛けるHIRAMATSU HOTELSが、「森のグラン・オーベルジュ」として軽井沢にオープンしたのがTHE HIRAMATSU 軽井沢 御代田。コンセプト「One Stay , One Full Course」をコンシェルジュの手により実現し、旅のすべてをひとつのフルコースとして味わいつくせます。
プライベートトレッキングツアーや、乗馬トレッキング、プライベート・ヨガレッスンなどさまざまなアクティビティが用意されているのは、すべては「次の一皿をより美味しく食べていただくために」という想いの表れです。
また、焚き火を囲みながら思い思いの時を過ごせるTAKIBIラウンジは、THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田ならでは。本館客室28室とヴィラ9棟すべてにテラスと半露天の温泉が完備され、窓から差し込む自然光や鳥のさえずりが穏やかな時間の演出に一役買っています。ひらまつクオリティのレストランは、メインダイニングと宿泊者のみ利用できるオールデイダイニングがあり、どちらも信州ならではの料理を楽しめます。
やど紫苑亭
「やど紫苑亭」は、鳥取県西部の皆生温泉に誕生した高級旅館です。一切の妥協を許さない美を追求した特別な空間は、アーキテクト・ケイ代表の松葉啓氏による設計。
館内には、人間国宝・前田昭博氏の作品を展示するプライベートギャラリーがあり、透明感のある柔らかな丸みをおびた白磁から、光と影が描き出す幻想が美しく浮かび上がる様子を間近に見ることができます。
全10室は、全て100平米以上のゆったりとした空間です。
すべての部屋に露天・半露天風呂が完備され、四季折々の景色とともに満点の星を眺めながら皆生温泉の湯に浸かるひと時が、疲れを癒してくれます。
宿では山陰の山海の幸をふんだんに盛り込んだ創作料理が楽しめ、マスターソムリエがやど紫苑亭のためにセレクトした、料理に最適なお酒が至福の時間を演出します。
ふふ 京都
京都南禅寺にほど近い地に誕生した「ふふ 京都」は、嗜みごころを感じる佳麗幽雅な京のリゾートと呼ばれ、京の魅力を味わえる宿です。隣接する無鄰菴に流れる琵琶湖疏水が引き込まれた、歴史ある日本庭園を眺めながら食事ができるレストランも、ふふ京都の楽しみのひとつ。庭園にひっそりとたたずむ趣ある離れでは、お酒や舞を楽しむことができます。
吉野ひのきの香りに包まれた、やわらかな泉質の天然温泉を全客室で楽しむことができるのも魅力です。客室に設えられた手水鉢や茶釜で沸かすお茶、こだわりの花器に添えられた季節の草花が、京都の四季や文化を感じさせる和の雰囲気を作り出しています。
京都の旬の食材と京野菜を使った炭火料理は地産の食材をはじめとしたその時々での旬の食材を盛り込み、ふふ京都ならではの「繊細で力強いお料理」を表現。日本料理×京都という新しい視点から、この土地ならではの味わいを見出しいています。
ふふ 熱海 別邸「木の間の月」
日本有数の温泉地熱海にある「ふふ 熱海」に、満を持してオープンした「別邸 木の間の月」。究極のスモールラグジュアリーを実現するべく、全室にプライベートガーデンテラスを備え、四季折々の木々や草花に囲まれた熱海の自然をより一層感じる造りになっているのが特徴です。
木の間の月の名のとおり、テラスには木々の間から幻想的な月あかりが差し込み、熱海ならではの自家源泉を楽しみながら季節を問わず月を感じることができます。
チェックイン前のランチ利用も可能な「鮨割烹 海の悠波」では、職人が近海で獲れた新鮮な素材を使った鮨をふるまいます。味わいを一層引き立てているのは、厳選された酒器や器の数々です。
極上の非日常空間を味わう
ラグジュアリーホテルの魅力は、なんといっても極上の非日常空間。それぞれのホテルが演出するラグジュアリーな空間は、ホテル自体が旅の目的地に値するといっても過言ではありません。そして、空間とともに供されるおもてなしは、ホテルステイをより一層素敵なひと時にしてくれることでしょう。
(提供:JPRIME)
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