英国の郵便局が、独自の個人情報認証アプリ「EasyID」のサービスの1つに暗号資産(仮想通貨)を購入できるオプションを追加することが明らかになった。

EasyIDの利用者は、今週からアプリを通じてDEX(分散型取引所)のSwarm Marketsにアクセスし、ビットコインやイーサリアムの購入ができるようになるという。10日、Swarm Marketsの公式Twitterで発表された。

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(画像=Shutterstock)

ドイツ・ベルリンを拠点とするSwarm Marketsは、ドイツの金融当局BaFinからライセンスを取得している分散型取引所だ。同取引所が10日にTwitterに投稿した内容は次の通りだ。

「Swarm MarketsはYotiと提携を結び、EasyIDのモバイルアプリユーザーに向けて、クレジットカード、もしくは銀行振り込みで安全かつ簡単にビットコインやイーサリアムの証票を購入するサービスを提供することになりました。同時に、世界で初めてライセンスを受けたDeFiプラットフォームへのアクセスも提供します」

利用の流れとしては、EasyIDのアプリ内で引換券を購入し、それを暗号資産と交換する形なる。

EasyIDは今年8月に英国の郵便局がローンチした比較的新しいサービスで、利用者は年齢などの個人情報を安全に認証できるような仕組みになっている。

同サービスは、デジタル上での本人確認サービスを提供する企業「Yoti」との提携を通して提供されている。またYotiによると、Easyidはすでに英国内1万1,638個の郵便局支局を含め2万5,000以上の拠点で受け入れが完了しているという。

英国内で広く利用されている郵便局のサービスの一環に、暗号資産の購入というオプションが追加されるというニュースには注目が集まるだろう。

さらに、Swarm Marketsは暗号資産のスワップやイールドファーミングといったサービスも提供しており、EasyIDの利用者がDeFi(分散型金融)サービスへの理解度も深まる可能性がある。(提供:月刊暗号資産