『サラリーマンは寝ながら"もっと"お金を増やしなさい!』より一部抜粋

(本記事は、加藤鷹幸氏の著書『サラリーマンは寝ながら"もっと"お金を増やしなさい!』=秀和システム、2021年8月31日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)

登場人物
私(鷹幸)……人とはちょっと違うと思い込んでいるサラリーマン
大神(師匠)……自動的にお金を生み出している自由人。鷹幸の高校の同級生
安倍……鷹幸の大学時代の先輩。自称、パーリーゲイツ

大神師匠の解説
お金に好かれる人が心がけていること

サラリーマンは寝ながらもっとお金を増やしなさい!
(画像=Song_about_summer/stock.adobe.com)

「毎日サイコー! 毎晩がパーリーだぁ! イヤホイイヤホイ! お金は勝手に入ってくるからガンガン使っちゃえ!」

「そうだ! 使っちゃえ! イヤホイイヤホイ!」

サラリーマンは寝ながらもっとお金を増やしなさい!
(画像=『サラリーマンは寝ながら"もっと"お金を増やしなさい!』より)

「あぁ~。これだと数年後には無一文(むいちもん)だな……」

「師匠! お金がないです……」

「ほらね、言わんこっちゃない。お金に感謝できない人は、そうなっちゃうよ! 宝くじ当選者の悲惨な末路(まつろ)を前に話したよね?」

「同情するなら金をくれ!ですよ……」

「自業自得(じごうじとく)! 師匠の言うことを聞かないからだよ!!」

「……ってのは冗談で、お金に嫌われる前にお金に好かれる習慣を身に着けましょう!」

「僕の言うセリフを奪わないでよ(笑)」

お金持ちが実践しているお金に好かれる6つの習慣

①お金をポジティブなイメージに変える

「お金がないから○○できない」ではなく、「お金があれば○○できる」にイメージを変えましょう! お金はポジティブな考えの人に寄ってきます。

あなたはネガティブ思考の人と、明るくて太陽のようなポジティブ思考の人だとどちらと仲良くなりたいですか?

答えは、簡単ですね。

②お金に「いってらっしゃい」「おかえり」と声をかける

お財布から現金やクレジットカードを取りだすときには「いってらっしゃい」、財布にしまうときには「おかえりなさい」と心でつぶやきます。

声に出すと、効果はさらに上がります! お金がまたここに戻ってきたいと思えるような心をもつことが大切です。

家に帰ってきて、家族の誰からも声をかけられないのは寂しいですよね。お金はあなたよりも寂しがり屋で集団行動を好みます。お金にとって帰りたくなる、そして友人を招きたくなる環境を作りましょう。

③お財布にこだわる

お金は、居心地が良い財布を好みます。

散らかって汚い部屋に長居はしたくないですよね。汚く清掃されていないホテルだったらクレームになりますよね?

毎日帰りたくなる、お金が居心地の良さを感じるようなお財布を持つようにしましょう。

財布の価格は、高ければ良いわけではありません。高級ホテルのような整理整頓された財布を目指しましょう。

目指せ、財布の中身がリッツカールトン!

④お金の失敗も前向きに捉える

お金は、寂しがり屋でセンチメンタルでちょっとお調子者です。調子に乗って、時には失敗することもあります。

ですが、そのようなときにも、必要以上に引きずることはせずに次に活かすように気持ちを切り替えます。

「失敗の経験も自分の財産」と前向きに捉えましょう。

デートで女性にごちそうしても進展しなかった場合に、多くの人はもったいなかったと思うでしょう。しかし、その失敗を前向きに捉えて夕食をごちそうするのではなく、最初はお茶で様子を見ようと対策を立てるのです。

対策さえしていれば、もし同じ場面に遭遇した際にも、きちんと確認をして無駄にお金を使うことを回避できます。

⑤「価格」ではなく、「価値」で考える

安いという理由でお金を使うことは、後悔のもとです。価格だけで判断するのではなく、自分にどんな価値をもたらしているかで考えましょう。

また、値切ることも「切る」と書くように、縁起が悪い行動です。すぐに友だちとの縁を自己都合で切るような人は信用できないので信を置けないですよね?

お金はセンチメンタルなので、値切るような人を信用しません。お金に信用されるためにも、価格ではなく物事の価値を見極めましょう。

⑥自分だけ得しようとしない

自分だけ得しようとする人には、お金は寄ってきません。自分だけのためにお金を利用しようとして奴隷化されるのがわかっているからです。

逆に、近江商人の「三方良し」(商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる)の考えを実践している人の懐(ふところ)に寄ってきます。

「金は天下の回りもの」ということわざの通り、一ヵ所にばかり留まっているものではなく、世間を回って動くからです。

一人勝ちではなく、みんながちょっとずつ得をする回る仕組みを作っている人のことがお金は大好きなのです。

<著者プロフィール>

サラリーマンは寝ながらもっとお金を増やしなさい!
加藤 鷹幸
脱サラ自由人。
1986年生まれ。中堅私立大学卒業後に電子機器メーカーに就職。
思い描いていた社会人生活と現実のギャップに思い悩んだ結果、「お金」の大切さに気づく。「お金」が満たされると仕事も充実し、社内では将来の最年少役員候補と言われるようになる。
人のために役に立つことの楽しさ、感謝されることへの充足感から会社からは惜しまれつつも2019年に独立。
現在は、自身が成功した手法を多くの人に伝えるべく精力的に活動。
「お金」のために我慢する人たちを一人でも多く救うことがモットー。
座右の銘は「自動化」。

保有資格:FP2級、宅建士

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(提供:Wealth Road