ソーシャルメディア大手のTwitterは10日、dApps(分散型アプリケーション)をはじめとした暗号技術に特化したチーム「Twitter Crypto」を設立させることを発表した。

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(画像=Shutterstock)

創業者兼CEOのJack Dorsey氏は、自身のTwitterアカウントにおけるプロフィールに「#bitcoin」と記載している通り、ビットコインの支持者として知られる。関連して他の暗号資産(仮想通貨)や非中央集権型技術に対しても強い関心を示しており、これまでにNFTの無料配布やビットコインによる投げ銭システムの導入などを行っている。

今回明らかになったこの専門チームは、ブロックチェーンおよびWeb3.0に関するあらゆる分野の中核を成す拠点になることを目的とするという。

当初は、暗号資産による支払い、クリエイターの収益の機会、ソーシャルメディアの非中央集権化等を検討していく。

このチームに任命された、インターチェーン・アソシエーションの評議員で、エンジニアのTess Rinearson氏によると、Twitter Cryptoは「アイデンティティ、コミュニティ、所有権などに関して、限界を超えた可能性を探るため、暗号資産コミュニティからのアイデアを参考にしていく」と考えているという。

Twitterはソーシャルメディアの非中央集権化に向けてより広範囲に推進する。それにより、Twitterはサーバーに主体を置くのではなく、ブロックチェーン上で独立して運営されることが可能となる。

Twitter Cryptoは、Twitterが出資している非中央集権型ソーシャルメディアのオープン標準を構築することを目的とした「Bluesky」と密接に連携を取る。BlueskyはTwitterの非中央集権化を目的としたプロジェクトチームで、元ソフトウェアエンジニアのJay Graber氏がリーダーとして任命されていた。

Twitter Cryptoはエンジニアリングとプロダクトのスキルを持つメンバーを追加で採用する予定だ。

ベルリンを中心に活動するRinearson氏はドイツを離れるつもりはないが、新プロジェクトのために「分散した異文化」によるチーム編成をするつもりだという。

「チームを立ち上げながら、暗号資産がTwitterに何をもたらすのかを模索していく」と述べた。(提供:月刊暗号資産