大手暗号資産(仮想通貨)取引所KuCoin傘下の投資企業KuCoin Labsは17日、初期段階にあるメタバースプロジェクトを支援する目的でファンドを設立したことを発表した。このメタバースファンドの規模は1億ドルにもおよぶという。

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(画像=Shutterstock)

今回KuCoin Labsが設立したファンドは、「KuCoin Metaverse Fund」と銘打たれており、主にメタバース、NFT(非代替性トークン)、GameFi(遊びながら稼げるNFTゲーム)、分散型インフラや革新的なプロジェクトを支援する予定だ。

同ファンドは、このようなプロジェクトに金銭面でのサポートを行うことにとどまらず、インキュベーションから一次市場への投資、事業提携、ブランディングなどの面で包括的にサポートを行っていくという。

KuCoinのプレスリリースによると、このようなサポートを行うことでアフリカや南アメリカを中心とした発達途上の市場におけるブロックチェーンの導入を促進することが期待できるとのことだ。

KuCoinのCEOを務めるJohnny Lyu氏は、今回のファンド設立に関して次のようにコメントを残している。

「メタバースはインターネットの新たな一章として、我々の働き方、繋がり方や買い物の仕方やエンタメ、社会的交流の形を変えていくものとなる。『KuCoin Metaverse Fund』はインターネット産業の進化を加速するのを目的としてローンチする。我々は、メタバースプロジェクトへのブロックチェーン技術の応用を促進することでブロックチェーン業界を成熟させることを期待している」

KuCoinは、今回メタバースファンドを立ち上げる前にもメタバースに特化したビジネスモデルを採用してきたことがある。同社は、世界で初めてメタバース関連トークンの取引板をローンチしたことでも知られている。

他にも、暗号資産関連企業Bloktopiaと共同でバーチャルオフィスを設立するなど、メタバースに対して積極的な姿勢を見せている。(提供:月刊暗号資産