（LA_yukiya/I / PIXTA（ピクスタ））
現在、東京証券取引所（東証）が運営する東証１部・2部、マザーズ、ジャスダックといった株式市場が2022年4月４日から3つの新市場に区分され、新たなスタートを切る。これに先駆けて、1月11日に東証から発表された各上場会社による「新市場区分の選択結果一覧」がマーケット関係者の間で注目を集めている。中にはこのリストを「お宝株リスト」と呼ぶ専門家もいるほどだ。このリストからいったい何が読み取れるのだろうか？
玉石混交だった最上位市場が生まれ変わる
1月11日、東証から「新市場区分の選択結果一覧」が発表された。このリストを深堀りする前に、あらためて4月４日からの東証による市場区分変更についてざっくりとおさらいしていきたい。
