この記事は2022年2月15日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2022年2月15日(火)の午前11時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男 慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。 |
現在の為替相場の傾向や相場観
ウクライナ情勢の緊張感でヘッドラインリスクが高まっている。米国、欧州、日本の金融政策はそれぞれに異なってきているため、本来であればそれに沿ったトレードしやすいマーケットになるはずだが、どうしてもウクライナ情勢のほうがインパクトは大きい。
これまでの市場の反応からもわかるように、ロシア軍がウクライナに侵攻するとなればユーロ/円は急落することになりそうだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
これまで見てきた規模の紛争とは違い、ロシア軍がウクライナに侵攻するとなると、1989年の冷戦終了以降、最も大きな事象となる。
よって世の中が1990年より前に戻ることとなり、マーケットへのインパクトも大きくなるだろう。ここは注意して臨みたい。
▽ユーロ/円の日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。