パテント・リザルトは20日、自動車メーカーにおける特許資産規模のランキングを発表した。

ランキングでは各社が所有する特許資産を質と量の両面から総合的に評価。2013年4月1日から2014年3月末までの1年間に登録された特許を対象とし、評価を得点化してランキングを作成した。

1位にはトヨタ <7203> が輝いた。「停止距離に応じて適正な速度パターンを生成し、燃費の向上を可能とする車両走行制御に関する技術」や日本軽金属との共同保有となっている「品質安定化および効率化、操業安定化を図ることのできるアルミニウム合金ビレットの生産技術」が注目度の高い特許として評価された。

2位は本田技研工業 <7267> 。「制御性を向上させることができる自動変速機の油圧制御に関する技術」などが価値が高い特許となっている。

続いて3位は日産自動車 <7201> で、「シーリングスクリーンをドアインナーパネルに貼着した場合における水密性、気密性が高いドアのシール構造」などが注目を集めている。

なお、ランキング上位10社は以下のとおり。

1位 トヨタ
2位 本田技研工業
3位 日産自動車
4位 豊田中央研究所
5位 マツダ <7261>
6位 三菱自動車 <7211>
7位 ヤマハ発動機 <7272>
8位 富士重工業 <7270>
9位 ダイハツ工業 <7262>
10位 スズキ <7269>

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