日経平均 | 2万7,824.29円 ▼422.24円 |
為替 | 1ドル=133.84円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億7,253万株 |
売買代金 | 3兆1,450億円 |
値上り銘柄数 | 176銘柄 |
値下り銘柄数 | 1634銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.60% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行、買い戻し一巡から売り直されて大幅安
米国株が欧州の利上げやインフレ懸念などから大きく売られたことを受けて売り先行となった。ただ、先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出に絡む買いが入り、買い気配から始まるものなどもあって下げ渋りの始まりとなった。それでも2万8,000円を割り込んで下値を試す動きとなり、ほぼ全面安で大幅下落となった。
昼の時間帯には買い戻しも見られたが大きく戻すということでもなく、後場も下げ幅縮小して始まったものの、買い戻し意外に買いは入らず、何度か下値を試す動きとなった。
それでも2万7,800円を大きく割り込むこともなく、買い戻しで下げ渋りとなった。最後は買い戻しもあって下げ幅を若干縮小する場面もあったが、結局は安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。マザーズ指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いも限られ、指数を大きく動かす場面はほとんどなかった。持高調整の売り買いが中心で方向感を出すようなまとまった売り買いは見られなかった。
幻のSQとなった。寄り付きが高値というような銘柄も多く、SQの買いや買い戻し以外にほとんど買いが見られないという状況だった。2022年6月9日までの上昇も買い戻しに過ぎず、買い戻し一巡となったものから売られるということなのだろう。
割安感がある銘柄などがここから値持ちの良い展開となるか、あるいは空売りがさらに積み上がって指数を押し上げることになるのかが注目されるが今度は下方向にスパイラル的な下落になる可能性もあり、少なくとも買われすぎ銘柄の上値は重くなると思う。
テクニカル分析
日経平均
昨日の上髭線が当面の高値となる可能性が強まってきた。移動平均線からの乖離も大きく、下値を試すことになりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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