日経平均 | 2万8,246.53円 △12.24円 |
為替 | 1ドル=133.84円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億8,727万株 |
売買代金 | 3兆2,139億円 |
値上り銘柄数 | 786銘柄 |
値下り銘柄数 | 966銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.95% |
市況概況
買い戻しや円安を好感した買いで堅調
米国株が軟調で売り先行となったが、引き続き持高調整の買い戻しも多く、円安ということで輸出関連銘柄などに堅調なものも見られ、寄り付きの売りが一巡となったあとは切り返し、堅調な展開となった。
積極的に上値を買い上がるということでもなく、相変わらず目先の空売りが積み上がった銘柄の買い戻しで指数を押し上げる展開で堅調だった。一方で半導体関連銘柄などは米半導体株の芳しくない業績見通しなどもあり指数を押し下げ、日経平均も上値は限られた。
昼の時間帯も買い戻しを急ぐ動きが見られ、後場も堅調な展開が続いた。
値持ちが良いと買い戻しを急ぐ動きが見られて指数を押し上げ、指数が押し上げられると空売りが入りさらに買い戻しを誘うというような感じで方向感は乏しいものの堅調な地合いが続いた。最後はさすがに手仕舞い売りに押されるものが多く、上げ幅を縮小しての引けとなった。
小型銘柄も買い戻しや買い直しで堅調なものが目立ち、マザーズ指数は大幅高となった。特に何がどうしたということでもないのだが買い戻しが入ったということだろう。先物も積極的に上値を買い上がるということはなかったのだが、戻りを待ち構えての売りということで上値は押さえるものの方向感を出すことはなかった。
先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控えての持高調整の買い戻しが主体という感じで、先物の9月限月への乗り換えの動きなどが指数を押し上げる展開となった。SQまでの買い戻しと思っている向きが多いだけに空売りが減らないとさらに買い戻しが入るということになりそうだ。空売り次第ということになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
引き続き買い戻し主体ということで陽線となった。ただ、上髭線となっており、移動平均線や基準線からの乖離も大きくいつ上昇が止まってもおかしくはなく、ここが高値となってもいいところだ。いったん上昇が止まると今度は一気に調整となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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