日経平均 | 2万6,987.44円 ▼836.85円 |
為替 | 1ドル=133.84円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億1,859万株 |
売買代金 | 2兆8,955億円 |
値上り銘柄数 | 332銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,457銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 105.90% |
市況概況
米国株安やSQ後の手仕舞い売りに押されて大幅下落!2万7,000円の大台を割り込む!
週末の米国株が大きく下落したことや先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を終えての手仕舞い売りに押されて大きく下落して始まった。
売り気配から始まるものが多く、寄り付いた後も買い戻しは見られるもののある程度出尽くしている感もあり、戻りも鈍くなった。さすがに2万7,000円を意識するところでは下げ渋りとなったが、買い気に乏しく大幅安となった。
昼の時間帯にはいったん買い戻しも入ったものの買い急ぐ動きはなく、後場も冴えない始まりとなった。戻りが鈍く、相変わらず買い気にも乏しいことから手仕舞い売りに押されて節目と見られる2万7,000円を割り込みさらに大きな下落となった。
さすがに2万7,000円を割り込むと買い戻しも入ったが、今度は2万7,000円を超えると売られるという展開で結局最後は見切り売りも嵩んで安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多くほぼ全面安という状況で、マザーズ指数は大幅安となった。先物はまとまった売りは散発的にみられるものの買い戻し意欲は薄く、買い急ぐ動きはなかった。戻りが鈍いとまとまった売りが出て指数を押し下げるような場面もあった。
米国株が大きな下落となっていることもあり、日本市場も暴落となった。一気に2万7,000円を割り込み、昨年2021年9月や2022年3月のような「行って来い相場」となった。
ここからさらに日銀の金融緩和の終了への懸念などが見られれば大きく下がるのだろう。米国のインフレが進むようであれば、日本でもインフレへの対応が懸念されることになると思われ、日経平均も少なくとも業績が上向いているということが確認されないと売り急ぐ場面もあるだろう。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線や基準線、雲などが収斂しているところで下げ止まったがここを割り込むと一気に下値を試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。