日経平均 | 2万6,629.86円 ▼357.58円 |
為替 | 1ドル=133.84円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億6,090万株 |
売買代金 | 3兆333億円 |
値上り銘柄数 | 382銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,403銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 103.58% |
市況概況
米国株の暴落を受けて大幅下落
米国株が引き続き大きな下落となったことを受けて売り先行となり、大幅安の始まりとなった。売り気配から始まるものも多く、ほぼ全面安という状況でいったん下げ渋りも見られたものの再度売り直され、節目と見られる2万6,500円を大きく割り込む場面も見られた。さすがに目先筋の買い戻しも入り若干下げ幅を縮小して前場の取引を終えた。
昼の時間帯は特に動きは見られなかったが買い戻しも入り、後場は下げ渋りの始まりとなった。2万6,500円を回復して前場の高値を試す動きもあったが、買い戻し意外に買い急ぐような動きは見られず改めて上値の重さを確認して売られるという状況だった。
それでも2万6,500円を割り込むと買い戻しも入り2万6,500円台を保っての引けとなった。ほぼ全面安という状況で買い気も乏しいが割安感が出ている銘柄もあり、引け直前には買い戻しが入り本日の高値圏での引けとなるなど大幅下落ながらも下げ渋りとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だったが、幕間つなぎ的に買われるものも見られ、マザーズ指数は大幅安から切り返し堅調な引けとなった。
先物はまとまった売り買いに振らされる場面もあったが、売り急ぐ動きも一服となり、買い戻しのタイミングを測るというような状況で指数を押し上げる場面もあった。
米国株が大きな下落が続いていることから売り先行となり、大幅安となったが、さすがに目先筋の買い戻しなどもあって下げ渋りとなった。買い急ぐようなこともなく、買い気には乏しいという感じだが、節目と見られる2万6,500円水準を意識して売り難さもあったようだ。
急反発となるのかどうかは空売り次第ということだが、戻りは鈍く下値を模索しながらの保ち合いが続くということだろう。米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合が終わると悪材料出尽くしと買われて戻すのだろうがそれまでは戻らないから売られるというような冴えない展開が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
雲の下限(先行スパン2)にサポートされた形で下髭線となり、25日移動平均線や基準線、75日移動平均線までは戻すということもあるかもしれない。ここで雲を割り込むと今度は雲に上値を押さえられることになる。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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