日経平均 | 2万7,049.47円 △178.20円 |
為替 | 1ドル=135.44円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億2,685万株 |
売買代金 | 2兆8,093億円 |
値上り銘柄数 | 1,498銘柄 |
値下り銘柄数 | 292銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 114.48% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行も買い戻しが続き堅調
米国株が軟調となったことを受けて売り先行となった。昨日の大幅高の反動もあったようだが、寄り付きの売りが一巡となると買い戻しを急ぐ動きなどもあって指数は押し上げられ堅調となった。
ただ、2万7,000円の節目を抜けると手仕舞い売りもかさみ、買い戻し一巡となったものから売られるという状況で軟調な引けとなった。
昼の時間帯も特に材料はないのだが、売り急ぐというよりは買い戻しが入り、後場も堅調な始まりとなった。
買い戻し一巡感とはなっているのだが、売り急ぐということでもなく、値持ちが良いと買い戻しが入るという状況で指数はじり高となり、結局は本日の高値圏での引け、27,000円台回復して高値圏での引けとなった。買い気が強いというよりは下がらないから買い戻された、売られないから買われたというような感じで総じて堅調だった。
小型銘柄も同様に売られない状況ではあるのだが、買い戻しも限られ堅調ながらも上値の重い展開だった。マザーズ指数は小幅高という感じだ。
先物はまとまった売り買いも少なく、方向感に乏しい展開となった。目先の持高調整や小口の小掬い商いが中心と思われ、指数を方向付けるようなこともなかった。
月末の売りや持高調整の売りを警戒しながら月初の買いに期待するというような感じの相場となっている。猛暑ということでインフレからの消費減退というよりは猛暑での消費拡大が期待される面もあるのかもしれず、売り難いということなのだろう。
一方で割高感が強い銘柄が戻していることで月末の売りに期待しての空売りが見られ、下がらないからこうした空売りが買い戻されて指数が押し上げられるという面もある。
いずれにしても目先の需給だけの相場ということなのでまだまだ上がれば売られ、下がれば買われるというような保ち合い相場で右往左往することになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線に上値を押さえられながらも抜けかかっている。抜け切ったということでもなくここが高値となる可能性もありそうで、再度雲のサポートを確認する場面はあるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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