日経平均 | 2万6,153.81円 △218.19円 |
為替 | 1ドル=134.84円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億9,779万株 |
売買代金 | 2兆4,396億円 |
値上り銘柄数 | 1,515銘柄 |
値下り銘柄数 | 287銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.39% |
市況概況
月初の買いも見られたが指数に影響の大きな銘柄が指数を押し下げ上値の重い展開
2022年7月1日(金)の米国株が堅調だったことから買い先行となった。
ただ、引き続き買われすぎ銘柄や中国リスクなどを懸念した売りも出ており、寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて節目と見られる2万6,000円を割り込むところまで売られた。さすがに昨日の終値までは下落せず、2万6,000円を割り込むと買い戻しも入り下げ渋りとなった。
昼の時間帯も特に変わった様子もなく、持高調整の売り買い一巡となったことで方向感は見られなかった。後場に入ってからも上値の重さが確認されていったん2万6,000円を意識するところまで上げ幅縮小となったが、月初の買いも入っていたようで、割安銘柄などを中心に買い直された。
結局最後は買い戻しを急ぐ動きもあったが、指数上昇を牽引するような銘柄も見られず、上値の重いままの引けとなった。
小型銘柄も買い戻しなどもあって総じて堅調、マザーズ指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面もあったが、上がれば売られ、下がれば買われるというような場面が多く、一進一退で方向感に乏しい展開だった。
2022年7月は買いは入ったのだろうが、上値も重くなっている。やはり、中国リスクなどもあって買い上がり難いということなのだろう。
好調な決算発表などが見られないと買えないという状況であり、売られすぎた割安銘柄などの反発はあるのだろうが、さらに買い上がるというところまではいかないだろう。
いったん買い戻しが一巡となると売られ、見切り売りが一巡となると買い直されるというような展開が続きそうで相場全体としてはこれまでの保ち合いが継続していると見ても良いと思う。
引き続き底値圏にある割安銘柄の動き出しを狙うというスタンスで良いのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
孕み足となった。先週末の高値を安値をどちらに抜けるかということで方向が決まるのだろうが、2万6,000円~2万6,500円あたりでの保ち合いが続きそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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