日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 2万6,393.04円 ▼411.56円
為替 1ドル=136.21円
売買高(東証プライム、以下同) 13億6,402万株
売買代金 3兆2,144億円
値上り銘柄数 472銘柄
値下り銘柄数 1,314銘柄
騰落レシオ(25日) 111.82%

市況概況

月末の売りに押されて大幅安

米国株が冴えない展開となったことから売り先行となった。それでも寄り付きの売りが一巡となった後はいったんは下げ渋りも見られた。

半導体関連銘柄などが大きく売られて日経平均は軟調だったが、TOPIX買い、日経平均ん売りのような持高調整は今日も見られた見たいで、いったん下値の節目である2万6,500円を意識して買い戻しが入ると下げ渋りとなった。

昼の時間帯は特に売り急ぐということでもなく、値持ちは良かったのだが、後場は若干売り物がちに始まり戻りの鈍さを嫌気して売り直されるものが多くなった。節目とみられる2万6,500円を割り込むと月末の売りに乗じた売りなどもあり、指数を押し下げるような展開となった。

結局最後まで戻れば売りというような展開で上値の重さを嫌気しては売られる状況となり、買い戻しも見られたものの持高調整の月末の売りに押されて安値圏での引けとなった。

小型銘柄も買い直しが入らず総じて戻りは鈍く、戻りの鈍さを嫌気するように売り直されて大きな下げとなった。先物はまとまった売り買いは少なかったのだが、戻れば売りというような展開からまとまった売りなども見られ指数を下押す場面も見られた。

月末の売りに押された形だが、2022年6月29日は月初の買いが入るのかどうかというところだ。持高調整の売り買いはまだまだ見られるのだろうが、目先的に売られた銘柄が買い戻されるということで堅調な展開も期待される。

いずれにしても目先の需給だけの相場ということになりそうで、空売りが積み上がった銘柄が多ければ指数を押し上げるのだろうし、逆に月初の買いに対しての期待が大きすぎると週末ということで値持ちの良かったものから売られるということもあるかもしれない。

テクニカル分析

日経平均
一目均衡表の雲を割込み今度は雲が上値となるのかどうかということになる。雲のねじれが多いところであり、上がれば売られ、下がれば買われるということで雲に絡みながらの動きということもありそうだ。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。