日経平均 | 2万6,804.60円 ▼244.87円 |
為替 | 1ドル=135.85円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億6,292万株 |
売買代金 | 3兆8,714億円 |
値上り銘柄数 | 788銘柄 |
値下り銘柄数 | 989銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 111.82% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行も、きょうもTOPIXから下げ渋り
米国株が大幅下落となったことから売り先行となった。スタグフレーション懸念が強まったということでもあり、前日(2022年6月28日)の大幅高の反動もあって日本市場も売り先行となったが、寄り付きの売りが一巡となると下げ渋りとなった。
それでも戻りが鈍いとなると改めて手仕舞い売りに押されるものも多くなり、指数先行で下げが加速された。昨日の後場と同じようにTOPIX買い日経平均売りというような感じで、日経平均は大幅安となったがTOPIXは下げ渋りとなった。
昼の時間帯にも手仕舞い売りに押されるものが多く、後場も冴えない始まりとなったが、特に売り急ぐということでもなく、TOPIX買い日経平均売りのような展開が続き、指数は小動きだった。
引けを意識する時間帯からは買い戻しや持高調整の買いも入り下げ幅を縮小、前場の高値を試すように後場の高値圏での引けとなった。本日も昨日同様に持高調整の売り買いが見られ指数を押し上げることになったものと思われる。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多く総じて軟調、マザーズ指数は大幅安だった。先物は特にまとまった売り買いで指数を動かすということでもなく、方向感に乏しい感じだった。
月末の持高調整の売り買いが中心でTOPIXの影響の大きな銘柄が買われた感じだ。目先的に買われすぎていたものは買い戻し一巡ということで手仕舞い売りに押された。
ここからもさらに方向感が見られるというよりは月末の売り、月初の買いというような持高調整の売り買いで指数が右往左往することになるのだろう。
日経平均の上値は重く、基本的には保ち合い相場継続で買われすぎ銘柄は買い戻し一巡となれば売り直されそうだ。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線、75日移動平均線に上値を押さえられている。月末の売りで下値を試し、月初の買いで戻りを試すが上値が重いということなのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。