日経平均 | 2万6,812.30円 △295.11円 |
為替 | 1ドル=136.96円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億5,248万株 |
売買代金 | 2兆6,522億円 |
値上り銘柄数 | 1,624銘柄 |
値下り銘柄数 | 189銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 103.29% |
市況概況
買い戻しを急ぐ動きで大幅高
先週末の米国株はまちまちとなったが、指数に影響の大きな銘柄の買い戻しなどもあって買い先行となった。
節目と見られる2万6,800円を超えて上値を試す動きとなったが、いったんは上値も重くなったものの、値持ちの良さから買い戻しが続き、2万7,000円を超える場面もあった。
上値の節目と見られる水準を超えると手仕舞い売りもあり、再度2万6,800円を割り込むなど上値の重い展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も先物の買いが入り、後場も前場の終値を上回って始まり、2万6,800円を割り込むということもなく値持ちの良い展開が続いた。
ただ、上値を買い上がるということでもなく、指数は小動きとなった。最後は手仕舞い売りもあって2万6,800円まで下がっての引けとなったが、案外値持ちの良い展開となった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、空売りの買い戻しが入りにくい分冴えない展開となった。マザーズ指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたが大きく方向感が出るということでもなく、目先の持高調整の売り買いが中心となっていたようだ。
黒田日銀総裁の金融緩和継続の談話が伝わったことも売り難さとなったようだ。ただ、日銀の金融政策決定会合や決算発表の本格化を前に手仕舞い売りに押されるものも多いと思われ、下がれば買われ、上がれば売られる展開には変わりないと思う。
改めて上値の重さが確認され、空売りが積み上がらないとなると、再度2万6,500円や2万6,000円という水準を試すことになるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線は抜けたが基準線や75日移動平均線、雲に上値を押さえられた形で、25日移動平均線にサポートされるのかどうかということが注目される。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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