日経平均 | 2万7,815.48円 △99.73 |
為替 | 1ドル=135.30円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億7,679万株 |
売買代金 | 3兆2,742億円 |
値上り銘柄数 | 1,203銘柄 |
値下り銘柄数 | 550銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 137.74% |
市況概況
米国株が大幅高で買い先行も冴えない展開
米国株が好決算の発表や利上げペース鈍化期待から大幅高となったことを受けて、日本市場も買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は2万8,000円の大台に乗せたものの買い気に乏しく、目先的な達成感もあって手仕舞い売りに押される展開となった。
いったん売られ始めると前日の終値を下回る水準まで一気に売られた。それでもさすがに買い戻しも入り小幅高で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も冴えない始まりとなった。それでも売り急ぐ動きもないことから引けを意識するところでは買い戻しも入った。それでも最後まで買いが入るということでもなく、結局は小幅高水準での引けとなった。
好決算を発表して素直に反応するものが見られる一方で、好決算を発表しても売られるものもあり、結局は目先の需給だけでの動きといううことだろう。決算発表が出揃ってくればさすがに方向感も出てくるのだと思う。
小型銘柄も堅調ではあるものの最後まで買い切れないという感じで大きな上昇とはならずマザーズ指数は小幅高だった。先物もまとまった売り買いは少なく、方向感が見られないなかで目先の持高調整の売り買いで右往左往するだけということだった。
堅調ではあるものの「波高き足」ということで右往左往させられる相場展開となった。最後は値持ちが良いように見えるが買い戻し一巡となったものから売られるということで、2万8,000円をつけたという達成感で手仕舞い売りもさらに嵩んで来ると思う。
好調な決算を発表して売られて銘柄などが買い直されないと上値も重く、買い戻し一巡となったものから売られるということになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
「波高き足」という展開となっている。ひげが長い「コマ」という形で相場の転換を示す形であり、ここから調整となるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。