日経平均 | 2万7,715.75円 △60.54 |
為替 | 1ドル=136.88円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億2,521万株 |
売買代金 | 2兆3,729億円 |
値上り銘柄数 | 683銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,078銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 131.03% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行も半導体関連銘柄や医薬品株が高く指数を押し上げ
米国株が軟調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も売られたことから売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後も戻りの鈍さが嫌気されて売り直されるという状況だった。
それでも節目とみられる2万7,500円台に入ると売り急ぐということでもなく、買い戻しが入り戻りを試す動きとなった。医薬品株や半導体関連銘柄の一角が指数を押し上げ堅調だった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、いつものように後場は若干買われたものの全く動きは見られず指数は値持ちの良い展開となった。値持ちの良さから買い戻しがはいるのだが、物色が広がるということでもなく、しすうの上値は重く、最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。
小型銘柄も総じて堅調だったが、大きな動きは見られなかった。マザーズ指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、相変わらず目先の持高調整の売り買いが中心で方向感が見られなかった。積極的に売り買いをするような材料もないということなのだろう。
引き続き売るに売れず、買うに買えずという状況となっている。
2022年7月26日は東京エレクトロンとアドバンテスト、そして医薬品株というだけの相場であり、他はほとんど動きは見られなかった。
好調な決算と増配を発表したキヤノンが売られ、好調な決算を発表した日東電工も売られるというように、特に決算に反応しているということでもなく目先の需給だけの相場という感じだ。
米国市場次第だが、よほどサプライズのある決算でも見られないと上値の重さを嫌気しての手仕舞い売りに押されることになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
昨日とほぼ同じ値幅での陽線となったが、この水準での保ち合いとなるのかどうかということになる。2万7,500円を割り込むか、2万7,800円を抜けるかで方向が決まりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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