日経平均 | 2万7,655.21円 ▼44.04円 |
為替 | 1ドル=136.30円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 8億6,989万株 |
売買代金 | 2兆1,460円 |
値上り銘柄数 | 1,064銘柄 |
値下り銘柄数 | 682銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 132.57% |
市況概況
米FOMCを控えて小動き
米国市場は決算動向に反応しながらもFOMC(公開市場委員会)を控えて小動きでまちまちだった。その流れを受けて本日の日本市場も方向感に乏しい展開となった。
寄り付きの売り買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押される形で下値を試す動きとなったが、節目と見られる2万7,500円を意識するところでは買い戻しも入り、結局は前日の終値近辺で前場の取引を終了した。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も若干買い先行となったものの改めて上値の重さが確認される形となり、手仕舞い売りに下げ幅を広げる場面もあったのだが、売り急ぐということでもなく、下げ渋り、結局指数は狭い範囲での動きとなった。
前場の引けとほとんど変わらないようなものが多く、上がれば売られ、下がれば買われるということで結局前場の水準よりは若干下落したものの特に大きく下げることもなく今日の取引を終えた。
小型銘柄も方向感に乏しくマザーズ指数も小動きだったが、結局は小幅高の引けとなった。先物もまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすことも方向付けるようなこともなかった。全く方向感が出ないことで閑散小動きという状況だった。
買えない、売れない状況が続いている。決算発表を前に売るものは売って、買うものは買ったというような雰囲気で方向感がでないことには身動きが取れないということなのだろう。
目先筋の売り買いが中心で上がれば売られ、下がれば買われるというような状況で相場全体は米国株の方向感が見えるまで、FOMCでの利上げ幅を見極めてから動いた方につくということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線や基準線などとの乖離も大きく、節目と見られる2万8,000円を抜けなかったということでの手仕舞い売りに押された。調整となったものと思われ、下値を試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。