日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 2万8,175.87円 △243.67円
為替 1ドル=133.31円
売買高(東証プライム、以下同) 12億1,246万株
売買代金 2兆8,716億円
値上り銘柄数 1,359銘柄
値下り銘柄数 419銘柄
騰落レシオ(25日) 113.26%

市況概況

週末の買い戻しで28,000円を抜ける

米国株はまちまちで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えない展開となったことから売り先行となった。それでも寄り付きの売りが一巡となると週末ということで買い戻しも入り、指数に影響の大きな銘柄が指数を押し上げる形で総じて堅調となった。

2万8,000円を超えずに手仕舞い売りに押されかけたのだが、買い戻しを急ぐような動きや、好決算を発表して指数を押し上げるように買われた銘柄などもあり、しっかりと2万8,000円を超えて前場の取引を終えた。

昼の時間帯も強含みに推移し、後場は善我の高値を超えて始まり値持ちの良い展開が続いた。2022年8月5日の持高調整の売り買いも空売りの買い戻しが多いということで値持ちの良い展開が続き、指数は小動きながらも堅調な地合いとなった。最後も買い戻しをいそぐ動きから高値圏での引けとなった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じてさえない展開だった。マザーズ指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を牽引するようなこともなかったが、まとまった売りもほとんど見られず、指数の値持ちが良いから値持ちが良いというような感じだった。

米国でのインフレ鎮静化も期待され、足元の業績も特に悪化するということでもないので売られず、売られないないので、買われすぎ銘柄に空売りが積み上がり、買い戻しが入るから値持ちが良いという感じだ。2万8,000円を超えたからといって買いが入るということでもないので、今度もすぐに2万7,000円あたりまで調整となるのだろう。

テクニカル分析

日経平均
戻り高値圏で上値を試す形となっている。移動平均線からの乖離もまだまだ大きいので上値の重い展開が続くのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。