日経平均 | 2万7,741.90円 △147.17円 |
為替 | 1ドル=133.32円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億7,660万株 |
売買代金 | 2兆9,200億円 |
値上り銘柄数 | 683銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,074銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.85% |
市況概況
2022年8月2日(火)の反動高はあったが、戻りが鈍い
好調な決算を発表して買われるものなどが見られ、昨日の大幅下落の反動から買い先行となった。米国株は軟調だったが、既に日本市場では台湾問題も織り込んでいるということもあり、堅調な始まりだった。
ただ、全体的には手仕舞い売りに押されるものが多く、指数に影響の大きな銘柄に高いものが見られただけという感じだった。買えない材料も多く買い気に乏しい展開だった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場に入ってからも月初の買いも続いているものと思われ下げ渋りとなった。前場の終値水準からほとんど動きは見られず、2万7,700円を割り込む場面でも売り急ぐということもなく、買い戻しなども見られて案外値持ちの良い展開だった。引けを意識する時間帯には手仕舞い売りに押される場面もあったが、最後まで値持ちの良い展開は続いた。
小型銘柄も堅調なものが多くマザーズ指数は大幅高となった。先物は全く方向感は見られず、指数に連れての小動きだった。積極的な売り買いも見られず、持高調整も一巡となったような感じでもあり、指数を動かすこともほとんどなかった。
中国問題は今後も尾を引きそうで世界経済の不安材料となるかもしれない。ロシア以上に日米には中国の影響も大きく、地政学リスク、中国リスクなどが大きく取りざたされる可能性もありそうだ。
2015年のチャイナショックのようなことはないと思うが完全にないとも言い切れず、米国の金融緩和の終了、スタグフレーション懸念などとともに世界経済の波乱要因なのだと思う。
日経平均はまだまだ保ち合いが継続ということで何かあればちょっとしたことで、下値を試すということになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
27,800円水準が節目として意識された形だ。まだまだ移動平均線との乖離も大きく、いつ下押してもおかしくないのだろう。
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