日経平均 | 27,932.20円 △190.30円 |
為替 | 1ドル=134.04円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億9,540万株 |
売買代金 | 2兆8,994億円 |
値上り銘柄数 | 1,012銘柄 |
値下り銘柄数 | 739銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 113.26% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行も相変わらず28,000円の壁が超えられず
米国株が大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も28,000円を超えていたこともあり買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後に買い直されても28,000円を超えないということもあり、手仕舞い売りに押されて冴えない展開となった。日経平均はかろうじてプラスを保ったものの、TOPIXはマイナスとなった。
昼の時間帯も特に買われるでもなく、売られるでもなく方向感は見られず、後場に入ってもほとんど方向感はなく、指数は小動きとなった。
前場同様に日経平均に影響の大きな銘柄が買い戻しなどで買われて指数は値持ちも良かったのだが、特に買い急ぐということでもなく、売り急ぐということでもなく、指数は小動きだった。引けを意識する時間帯も動きは見られず、最後まで気迷い気分の強い相場展開となった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ、総じて堅調だった。売り飽き気分が強まっているということもあり、マザーズ指数は大幅高だった。先物は特にまとまった売り買いで指数を大きく動かすということもなく、持高調整の売り買いという感じで上がれば売られ、下がれば買われる保ち合いが継続となった。
中国問題の一服や米国のインフレ懸念の鎮静化なども日本市場には特に影響がないという感じで、指数は小動きだった。指数に影響の大きな銘柄が空売りの買い戻しが積み上がって値持ちが良い堅調な展開となっていることで指数が惑わされた形となっている。
月初の買いが一巡となったことも指数を押し上げる力の弱さを示しており、ちょっとしたことでいったん売られ始めると大きな下落となりそうだ。「28,000円を抜けないから売る」というようなことで一気に崩れることもあるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
戻り高値圏での気迷い線となり、ここで28,000円を抜けないと一気に調整となりそうだ。
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