日経平均 | 2万7,819.33円 ▼180.63円 |
為替 | 1ドル=135.02円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億5,522万株 |
売買代金 | 2兆5,809億円 |
値上り銘柄数 | 874銘柄 |
値下り銘柄数 | 896銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 117.79% |
市況概況
米半導体株安を受けて売り先行も下げ渋り
米国の半導体関連銘柄が芳しくない業績見通しを示して大きく売られたことから日本市場もハイテク銘柄を中心に売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後も積極的な買い手もなく、飛び石連休の前、オプションSQ(特別清算指数)算出の前ということなどもあって手仕舞い売りに押される展開となった。指数に影響の大きな銘柄が買い戻し一巡となったことで売られたことも指数を押し下げる要因となった。
昼の時間帯も特に方向感はみられなかったが、買い戻しなどもあって前場の終値を上回り、節目と見られる2万7,800円台で小動きとなった。2万7,800円を割り込んでも売り急ぐということでもなく、かと言って買い戻しを急ぐでもなく、指数は方向感に乏しい展開となった。
決算発表が出揃ってきても特に買い上がるような決算ではなく、手掛かり難のなかで地政学リスクも気にしながら買えない展開だった。最後まで値持ちはよく、下げ渋りはしたものの冴えない展開だった。
小型銘柄も手仕舞いに売りに押されるものが多く、昨日の反動もありマザーズ指数はかなり大きな下げとなった。見切り売りも嵩んだということだろう。先物もまとまった売り買いが特に見られたということでもなく、指数を大きく動かすことはなかった。持高調整の売り買いが中心となっていたようだ。
飛び石連休の前ということで特に買えないというわけでもないのだろうが冴えない展開となった。売り急ぐ動きが見られるわけでもなく、売りが売りを呼ぶようなこともなかったのだが、下がったから買えるということでもないようだ。
お盆休みでもあり、積極的に買い上がるようなこともないのだが、売り急ぐような場面もないのだろう。売られすぎ銘柄や割安銘柄の上昇が期待されるのだろうが、逆に割高銘柄の調整から日経平均の調整などが見られるだろう。
テクニカル分析
日経平均
目先的な過熱感も強く下値を試すことになりそうだ。移動平均線までの調整があるのかどうかというところだ。
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