日経平均 | 27,999.96円 ▼249.28円 |
為替 | 1ドル=135.03円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億2,524万株 |
売買代金 | 2兆8,775億円 |
値上り銘柄数 | 582銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,198銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 129.78% |
市況概況
決算発表受けて売られ節目を試す展開に
米国株は引き続きまちまちで方向感はなかったのだが、昨日の引け後に発表された指数に影響の大きな銘柄の決算が芳しくないということで指数への影響を懸念して売り先行となった。
売り気配から始まるものもあり、寄り付きの売りが一巡となった後も戻りは鈍く、戻りの鈍さを嫌気して売られるということで、28,000円の節目を割り込む場面もあった。ただ、28,000円を割り込むと買い戻しも入って下げ渋り何とか28,000円を保っての引けとなった。
昼の時間帯も特に材料はなく、後場は買い戻しが入って28,000円を超えて始まったが、再び戻りの鈍さが確認されて28,000円を割り込む展開となった。
それでも28,000円を割り込むと買い戻しも入るという状況は前場と変わらず、指数は28,000円を超えると売られ、割り込むと買われるというような展開だった。最後は手仕舞い売りに押されて28,000円を割り込み安値圏での引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものもあり、総じて堅調だった。マザーズ指数は大幅高となった。先物はまとまった売りが散発的に見られたが断続的な動きにはならず、買い戻しも散発的に見られて方向感を出すということはなかった。
地政学リスクや米国での利上げ継続を見ると特に買える状況でもないが、指数に影響の大きな銘柄の空売りが積み上がっている状況も変わらず、指数自体は底堅い堅調な雰囲気だ。決算動向に反応しているように見えるが実は目先の需給だけということなのだろう。
決算を見て買えるような状況ではなく、地政学リスクはますます高まると思うので手仕舞い売りを急ぐ場面も出てきそうだ。決算発表が出揃ってから買い戻し一巡となったものから売られることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
大きな陰線となり、「三川」や「かぶせ線」と同じようにいったん上値を確認した形だ。移動平均線や基準線からの乖離も大きく、調整となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。