日経平均 | 2万8,930.33円 ▼11.81円 |
為替 | 1ドル=136.31円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億2,240万株 |
売買代金 | 2兆3,963億円 |
値上り銘柄数 | 1,077銘柄 |
値下り銘柄数 | 650銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 123.54% |
市況概況
週末の持高調整の売り買いで方向感に乏しい展開
米国株は堅調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が前日の反発もあって堅調となったことから2022年8月19日の日本市場は買い先行となった。
ただ、週末ということでもあり、手仕舞いの売り買いが交錯する形で、目先的な過熱感も強いことから指数に影響の大きな買われすぎ銘柄の手仕舞い売りもあって指数は冴えない展開となった。売り急ぐ動きも見られず、小幅高水準での推移だったが前日の終値を割り込む場面もあった。
昼の時間帯も特に材料は見られず後場に入っても特に動きは見られなかった。手仕舞い売りが優勢となり日経平均はマイナス圏での推移となったが、売り急ぐということでもなく、TOPIXは逆に小幅高水準での動きということで全体的に小幅に高いものが多いという感じだった。値上がり銘柄の数も多く「売られる」というよりは「買わない」ということで閑散小動きとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多かったが売り急ぐということでもなかった。マザーズ指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を動かすことも方向付けるようなこともなく、ヘッジの売り買いも限られ閑散としていた。
結局最後まで方向感は見られなかったが値持ちと良いというか、上値が重いというか、売りたい銘柄は上がっておらず、買い戻す銘柄は下がっていないということで売り買いが手控えられている感じだ。
特に買い材料もないのでここからは上値の重さを確認しながらの日柄調整となるか、一気に買い戻し一巡となったものから売られるというような値幅調整となるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線や基準線からの乖離も大きいが特に過熱感からの売りが出ていることでもない。ただ、ここで2万9千円が上値という意識も出ているのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。