日経平均 | 2万7,619.61円 ▼31.23円 |
為替 | 1ドル=140.40円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 8億1,192万株 |
売買代金 | 1兆9,986億円 |
値上り銘柄数 | 687銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,085銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 94.30% |
市況概況
売り先行も値持ちの良い動きで下げ渋り
米国株が大きく下落となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたこともあって売り先行となった。
それでも寄り付きの売りが一巡となった後は買い戻しもあって下げ渋り、何度か売られる場面もあったが、切り返し下げ渋る展開となった。特に売り買いの材料がないなかで、単純に持高調整の売り買いが中心で方向感もなく閑散小動きという状況だった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場に入ってからも売られないということで買い戻しが入り、日経平均も堅調となる場面もあった。
前場の高値を抜けて戻りを試す場面もあったのだが、買い戻しが一巡となったものから売られるという状況でなかなか上値も重く、上値の重さが嫌気されるのだが、あまり下がらず、下げ渋るから買い戻しが入るということで指数は小動きだった。
小型銘柄は値動きの良さから幕間つなぎ的に買われるものも見られ、堅調なものが目立った。マザーズ指数は大幅高だった。
先物はまとまった売り買いは少なく、大きく指数を動かすことも方向付けるようなこともなかった。大きなイベントなどもなく、持高調整の売り買いも一巡となった感もあり、大きな動きはなかった。
相変わらず米国株や夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物と動きが違う感じだ。特に売り買いを急ぐ材料もなく、持高調整の売り買いも一段落ということで方向感に乏しい展開が続くのだと思う。
直近の中では一番日経平均の滞留期間が長かった水準であり、27,500円~28,000円水準をどちらに放れるかということなのだと思う。どちらかに放れるような材料が出るまでは保ち合いが続くということだろう。
テクニカル分析
日経平均
上がり切らず、下がり切らずということで「コマ」の出現となった。明日の方向次第ということだが米国市場が休場となることもあり、方向が出るのは明後日以降となりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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