日経平均 | 26,396.83円 ▼4.42円 |
為替 | 1ドル=146.22円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億6,494万株 |
売買代金 | 2兆8,020億円 |
値上り銘柄数 | 775銘柄 |
値下り銘柄数 | 982銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 88.56% |
市況概況
相場全体として指数は底堅さが見られるものの冴えない展開
米国株はまちまちだったが、半導体関連銘柄などが売られていた流れを受けて本日に日本市場は売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となると急落直後だけに買い戻しもあって下げ渋りとなった。下げ渋ると買い戻しが入るという状況で堅調となる場面もあったが、26,500円を意識すると買い上がる動きもなく、再度売り直されて小幅安となった。
昼の時間帯も買い戻しで押し上げられる場面もあったが、特に大きな動きはなく、後場も冴えない始まりとなった。それでも売り急ぐ動きがないことから買い戻しが入り指数は小幅高水準での推移となり、前日の終値を上回ると売られ、下回ると買われるということで最後まで大きな方向感は見られなかった。結局、日経平均もTOPIXも小幅安、ほぼ横ばいの引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが目立ち冴えない展開となった。マザーズ指数やグロース指数は一時大きく下落する場面もあり、軟調だった。先物はまとまった売り買いも特に目立つようなこともなく、指数を大きく動かすことも方向付けることもなかった。
下げ渋りとなったものの空売りが積み上がらないのか戻りも鈍い。特に何がどうしたということでもないのだが、個々の企業業績の先行きがいつも以上に見えないことや、地政学リスク、そして中国の景気動向も気になり、買えない状況が続いているということだ。
ある程度芳しくない景況感を織り込んでいる面もあり、底堅さが見られるのだろうが、買えない状況はまだまだ続くということだ。指数も下値模索となるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離も大きくなりつつあり、下げ渋りとなった。下値の節目である26,000円を試すことには変わりないのだろう。
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