株式展望
(写真=PIXTA)

【株時間1】PTSを活用すれば仕事終わりでも株取引ができる

株式の取引自体に興味はあっても、仕事が終わった後で自由になる 時間 は深夜のみ、という方もいると思います。これでは、国内の証券取引所を利用して、リアルタイムで取引はできません。しかしご存じでしょうか?深夜でもリアルタイムで株式の取引ができるサービスがあります。それが『PTS』です。

【株時間2】PTSとは?

PTSとは、現在インターネット専業の証券会社であるSBI証券などが提供している「私設取引システム」のことです。英語で表記した場合の「Proprietary Trading System」から、それぞれの単語の頭文字をとって、命名されました。要は、証券取引所の本来の取引時間以外の時間帯でも、リアルタイムで株式の投資ができるシステムです。

たとえば、東京証券取引所(東証)では、前場(午前中の取引)が9:00から11:30まで、後場(午後の取引)が12:30から15:00までとなっています。これが、現在PTSサービスを提供しているSBI証券であれば、昼間の取引は8:20から16:00、夜間の取引は19:00から23:59までとなります。

このサービスを利用して、国内金融商品取引所に上場されている普通株式、ETF、およびREITなどのうち、指定された銘柄(約3,500銘柄)を対象とした取引ができます。 PTS のメリットとしては、まず朝のニュースをチェックして、取引所が開く前に取引できる点があげられます。さらに、昼のニュースをチェックして、証券会社が取引をおこなっていない昼休み(11:30〜12:30)に取引をおこない、証券取引所の後場が終了したあとのニュースをチェックして、 PTS の夜間取引(19:00〜23:59)がはじまる前の時間帯(15:00〜16:00)にも取引ができます。

【株時間3】取引時間外で有利な取引を!

また、夜間(ナイトセッション)であれば、取引時間外のニュース、IR情報(投資家向け広報)、欧米の株式市場の動向などから株価の変動を予想しながらリアルタイムで取引を行なうことができます。

このような証券取引所の取引時間外のタイミングで取引をおこなうことで、場合によっては証券取引所よりも有利な値段で取引をおこなうことが可能となります。たとえば、証券取引所の取引が終わる15:00以降に、現在もっている株式の株価を下げる可能性があるニュースが入ってきたとします。通常では、株の売り注文は翌日になるまで成立しません。ところが PTS を利用して、夜間のうちに売り注文をだすことにより、運が良ければ、翌日に予想される株価ほど極端に安価でなくても、その株式を売ることができるかもしれません。いつもは利用してなくても、このような緊急事態のときには、役に立つことがあります。

日中に別の仕事をもっているサラリーマンなどが、帰宅した後でもリアルタイムで夜間に取引をすることができる点が、この PTS のもっとも魅力的なところです。PTSでは、証券取引所の取引よりも、細かい指値(一株当たりの売買の値段に対する刻み)で注文をだすことができるため、思い通りの注文が可能です。また、証券取引所と、 PTS の取引時間が重なる時間帯では、証券取引所の最良気配よりも有利な値段で取引できる可能性もあります。

他にも、取引所の板情報と、 PTS で利用しているJ-Marketの板情報を比較しながら、その価格差を利用した裁定取引(価格差を利用して収益を得る取引)を行なう可能です。最後に、取引所と、 PTS で同じ株価の取引をおこなった場合は、 PTS の方が約5パーセント程度、取引手数料が安くなります。1注文の約定代金が10万円までの手数料で比較すると、証券取引所では税込150円のところ、 PTS での注文であれば、税込142円となります。

【株時間4】PTSの注意点

PTSのデメリットには、やはり証券会社の私設取引システムということもあり、利用者の数が証券取引所にくらべると、圧倒的に少ない点があります。そのため、証券取引所ほどの活発な取引がおこなわれていないので、注文しても取引相手が存在しない可能性が高くなります。

また、証券取引所の相場と極端に異なる気配値での注文がでてくる可能性がありますので、思わぬ値段で取引をしてしまい、あとで後悔することがないように注意する必要があります。その他に、信用取引をおこなうことができない点もあげられます。最後に、注文の方法が「指値」のみに限定されている点も、デメリットとしてあげる必要があります。

PTSの利用方法としては、SBI証券の場合は、通常の取引画面から取引 > 国内株式 > 新規注文/PTSとすすめば、注文をおこなうことが可能です。2011/6/27以降に、で取引口座を開設した人は、 口座開設 時にPTSの申し込み済んでいるため、改めての手続きは不要です。

>> 【株初心者入門】株の買い方

【株時間5】取引時間外の重大情報を活用する

PTSのポイントは、やはり情報を活用することでしょうか。通常は、証券取引所での取引が終了する午後3時以降に、各企業が、決算や、株価に影響する可能性がある重要な発表をおこないます。そのようなIR情報(投資家向け広報)を有効に活用することで、すばやい対応と、取引が可能となります。

また、海外の市場(NY、ロンドンなど)の状況から翌日の東京市場の株価を予測して、PTSで事前に取引をおこなうような利用方法も理想的です。特にニューヨーク市場の状況は、日本の株式市場にも大きな影響力をもっています。そのため、夜間取引を利用して、証券取引所のみで取引をおこなっている他の投資家に先行することができる点は、大きなメリットとなります。

株式への投資に興味があっても、昼間はなかなか時間がとれない人にとっては、最適なサービスであるPTSです。昼間に証券取引所でおこなう取引に比べると、多少の制限は存在していますが、時間を有効利用することができるうえに、場合によっては、昼間の取引よりも利益をあげることができる可能性もあるサービスですので、有効に利用したいものです。

PTSに興味をもっている方には、詳しい説明をみることができるSBI証券の公式サイトから、国内株式 > PTSのコーナーをチェックすることをおすすめします。維持手数料のかからない取引口座の開設も、証券会社の公式サイトから、簡単に申し込めますので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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