「株取引は24時間いつでもできる」そう思っている方もいるだろう。しかし、実際は株取引とは時間を常に気にしていなくてはいけないものなのだ。日本で直接株取引をできる時間帯は、平日の9:00から11:30までの前場(ぜんば)と12:30から15:00までの後場(ごば)となっている。
ここでは、初心者の方にむけて株取引の時間について詳しく説明していき、「株取引をする際には時間を気にしなくてはならない」ということを覚えてほしい。
目次
【株取引の時間】実はお昼休みがある?
株取引というのは世界中で行われているが、当然そこには時差というものが発生してくる。日本時間における各国市場の取引時間帯について見てみよう。
日本市場の取引時間は9:00~15:00。中国は上海と香港の市場があり、上海は10:30~18:30、香港は11:00~17:00。シンガポールは10:00~18:00となっており、ここまでで紹介した3つの国に関しては、サマータイムは適用されない。
次に、サマータイムのある主要国について見てみると、イギリス・フランス・ドイツは17:30~1:30、アメリカ・カナダは23:30~6:00となっている。
ただし、この時間帯であれば常に取引ができるわけではない。通常取引時間帯は、前場と後場に分かれているが、間に「お昼休み」が入るのだ。日本であれば9:00~11:30までが前場、休憩を挟んで12:30~15:00までが後場と呼ばれる。ちなみに韓国やニューヨーク市場では前場・後場が存在しないなど、国による違いはある。
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【株取引の時間】国内でも異なってくる?
国による取引時間の違いについてお話したが、国内の取引だからといって時間を気にしなくていいというわけでもない。
例えば、東京証券取引所の取引時間は9:00~11:30、12:30~15:00までだが、名古屋証券取引所での取引時間は9:00~11:30、12:30~15:30までと若干異なる。日本国内には東京や名古屋のほかに、大阪や札幌の証券取引所、ジャスダックなどがあり、それぞれ時間帯は少しずつ違う。この点も十分に注意をしておこう。
【株取引の時間】活発になるのはどの時間帯?
先で述べた通り、午前の取引を前場、午後の取引を後場と呼んでいるが、この中でも午前の最初の売買を「寄り付き」、午前の終わりの売買を「前引け」、午後の最初の売買を「後場寄り」、その日における最後の取引を「大引け」と呼ぶ。株取引においては、その日の取引が始まる「寄付き」と、「大引け」前の約40分前後が、取引が非常に活発になると言われている。その日の最初と最後が一番盛り上がるというわけだ。
【株取引の時間】夜間にも株取引ができる「PTS」とは?
PTSとは、取引所が取り扱う時間帯以外でも取引ができる証券会社の私設システムのことである。取引所の開いている時間というのは決められているとお話したが、その時間帯に取引に参加できないという方にとってはありがたい制度と言えるだろう。
PTSでは、証券取引所の決めている取扱時間外であっても証券会社の中で取引をすることができる。加えてうれしいことに、証券取引所で取引するよりも手数料が安く済む。メリットだらけのシステムのようだが、当然デメリットもある。
PTSは、基本的に各証券会社が私設した取引システムである。そのため、上場しているすべての銘柄を取り扱うわけではない。決められた銘柄でしか取引をすることができないのである。いろいろと制限される面が多くなるためか、やはり通常の株取引に比べると活発度は低い。
【株取引の時間】限られた時間を有効活用するために
株取引はいつでもできるものと思われがちだが、実際には限られた時間帯でしかできない。ただし、夜間であっても取引ができるPTSというシステムを活用していくことにより、限られた時間の中でも株取引を楽しむことができるだろう。
重ねてお伝えするが、基本的にどのような取引であっても、時間というものを常に頭の片隅に置いておかなければいけない。株取引は時間との戦いでもあるため、株だけではなく時計をチェックするのも忘れないようにしていきたいところである。
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