日経平均 | 27,250.28円 △275.38円 |
為替 | 1ドル=148.89円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億4,008万株 |
売買代金 | 2兆7,990億円 |
値上り銘柄数 | 1,353銘柄 |
値下り銘柄数 | 406銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 89.44% |
市況概況
昨日同様に米国株高を受けて買い先行、買い戻しも入り大幅高
米国株が堅調、特にダウ平均が大幅高となったことから買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も為替の落ち着きなどもあり上値を試す動きとなった。
それでも香港株が引き続き軟調となったことなどから上げ幅縮小となる場面もあった。ただ、売り急ぐということもなく、手仕舞い売りが一巡となると下げ渋り値持ちの良い展開となった。
昼の時間帯は香港市場が切り返したことなどもあって買いが入り、後場は前場の高値を抜けて始まった。それでも寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるものも多く、じりじりと値を消すものが見られた。
特に買い上がる材料があったということでもなく、市場環境は全く変わらないということで買い戻しは入るものの買い上がるようなこともないということなのだろう。結局最後は手仕舞い売りに押されて堅調ではあるものの後場の安値圏での引けとなった。
小型銘柄も買い戻しなどが見られて総じて堅調だった。マザーズ指数やグロース指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、指数を大きく動かすということでもなく、方向付けるでもなく、先物主導ということではなかった。
相変わらず何となくはっきりとしない相場展開となっている。好決算を発表したものが買われても何となく自信がなく、最後まで買い切れず、上値が重くなると手仕舞い売りに押されるということのようだ。
結局何も変わっていないということでもあり、円安効果での企業業績の底上げなどが期待されるものの蓋を明けてみなければわからないということや先行きの円安効果に対する懸念などもあるのだろう。好調な決算が相次ぐようであれば買い直されるものも多いと思うし、割安銘柄の修正高も期待できるだろう。
テクニカル分析
日経平均
堅調な地合いが続いている。雲のねじれを試す動きが期待されるが、まだまだ25日移動平均線までの下落はあるのだろう。
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