日経平均 | 27,872.11円 △344.47円 |
為替 | 1ドル=146.61円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億4,469万株 |
売買代金 | 3兆3,237億円 |
値上り銘柄数 | 1,431銘柄 |
値下り銘柄数 | 355銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 104.86% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行、節目を抜けて大幅高
米国株が引き続き堅調となったことを受けて、本日の日本市場も買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちの良い展開が続き、値持ちの良さが好感されて買い戻しを急ぐ動きなどもあって大きな上昇となった。
久しぶりに上がるから買う、買うから上がるというような雰囲気になっており、節目と見られる27,700円をあっさりと抜けて始まり、次の節目である28,000円を目指す動きとなった。
昼の時間帯も買い戻しなどが見られて堅調な地合いが続き、後場は前場の高値を試すような始まりとなった。ただ、前場の高値を抜けないとなると上値の重い展開となった。
それでも上値の重さが嫌気されるということでもなく値持ちの良い展開がが続きさすがに27,900円を維持することはできなかったが、割り込んだからと言って売り急ぐでもなく最後まで値持ちの良い展開となった。結局後場は値持ちは良いもののじり安となり、後場の安値圏での引けとなった。
小型銘柄も買い戻しや買い直しが見られて総じて堅調だったが、買いの偏りも見られ、マザーズ指数やグロース指数は堅調ながらも上値の重い展開となった。
先物はまとまった売り買いが散発的に見られたものの買いが継続して入るということでもなく、指数を押し上げる動きも限られた。売り急ぐ動きもなく、値持ちが良いから買い戻しが入るということで指数を下支え、押し上げる要因となった。
米国株高に連れて75日移動平均線や雲を抜けてきた。「三役好転」となった形で底入れ確認となり、戻りを試す動きになると思われる。それでもいったんは75日移動平均線や雲のサポートを確認するような形でスピード調整は行われると思われる。
すぐに75日移動平均線や雲を割り込むということがなければ、「戻れば売り」という状況から「下がれば買い」というセンチメントに変化したと見ても良いだろう。いったんは28,000円前後が上値となるのだろうが、底堅さ、値持ちの良さも期待できそうだ。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線や雲を抜けて「三役好転」となった。目先的な過熱感もあり、いったんは75日移動平均線や雲のサポートを確認するようなことになるのだろう。
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